約 5,243,520 件
https://w.atwiki.jp/miguru/pages/15.html
まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/fate0707/pages/12.html
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
https://w.atwiki.jp/patobeseru/pages/23.html
改変 芸人 ,. -‐'""¨¨¨ヽ │o o o O oo | あ…ありのまま 今 起こった事を話しますわよ!? │o o o O oo | │o o o O oo | │o o o O oo | 入oo o Ooo ノ 『ハーレムED狙いだったのに、気が付いたら、沙夕ねえに喰われていた』 i| !ヾ、_ノ/ u { }//ヘ |リ u } ,ノ _,!V,ハ | な… 何を言ってるのか わからないとは思いますけれども /´fト、_{ル{,ィ eラ , タ人 わたくしも 何が起こったのか わかりませんでしたわ… / ヾ|宀| {´,)⌒`/ | ヽトiゝ 頭がどうにかなりそうでした… ,゙ / )ヽ iLレ u | | ヾlトハ〉 催眠術だとか超スピードだとか |/_/ ハ !ニ⊇ / } V ヽ そんなツナマヨなものでは 断じてございません // 二二二7 T /u __ / /`ヽ もっと恐ろしいものの 片鱗を味わいましたわ… / ´r -―一ァ‐゙T´ "´ / /-‐ \ │o o o o oo| │o o o o oo| │o o o o oo| 、 ,ヽ_____ノ、 、λ 〆, //, /ノ// ヽヽハ ヽ 〃 {_{\ノlノヽソ/リ| l │ i| レ!小l● ● 从 |、ミヽ お黙り!このちゅなまよっ! /ミヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノミヽ /⌒ヽミ|ヘ ゝ._) j /⌒iヽミヽ \ /\/ミl>,、 __, イァ/ /ミ)ミヽ . /ミ /\//ミ| [__工__] {ヘ、__∧ミ)彡) /ミ/ミヽ /ミ| ヽ_人_ノ/ヾ//彡 ヽミ)彡) o と思うまきゅこであった 。 │o o o o oo| │o o o o oo| │o o o o oo| 、 ,ヽ_____ノ、 、λ 〆, //, /ノ// ヽヽハ ヽ /〃〃/_ハ !ハ⊥_| l │ i| 〃 {小lノ `ヽ 从 |、i| まよ~ん ヽ|l ● ● | .|、ミヽ /ミ|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j ヽミヽ /ミ /| l/⌒l,、 __, イァト |/ヽミヽ . /ミ ///ミ / / ヽ- / / ミ)彡) /ミ/ミヽ/ミ | l ヾー / ヒヾ/彡 ヽミ)彡) 獅子座の兄弟 愉快(板違い)な住人達(仮) ねぇ、またテンプレ入りなの? ⊂~个~っ ヽ个/ ( `・ω・) (・ω・` ) 次スレこそは外されるよ、きっと ( つ=||| |||=⊂ )  ̄ ̄`――――´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄-----________ \ | / -- ̄ ------------------------------- (( Ο )) _______----------- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r‐――, / / | \ ヽヽ/ | .| / / | \ / i二二二k / / | 十フ . <ー── ,> / | │ \从 /____ /ミ/ミ/ミiミi ァ. / | │ヽヽ .` 》獲麗厳斗⊂〈ミ〈ミ ミ!ミ〉ミ〉 / _〃─┼─ /ヽ ヘ》_-─  ̄ く/,≡、jゞ /  ̄ / ─┼─ ´Y,´ (_/ し /. /\ │ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ロール ┃ 「あなたたちはL77星にお帰りなさーーーいっ!!!」
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/12.html
このページには、ゆっくりいじめ系1~250まで一覧となっています。 作品の後ろにある文字の説明はジャンルマークについてに纏めてあります。 251以降につきましては下記から。 ゆっくりいじめ.500 ゆっくりいじめ.750 ゆっくりいじめ.1000 ゆっくりいじめ.1250 ゆっくりいじめ.1500 ゆっくりいじめ.1750 ゆっくりいじめ.2000 ゆっくりいじめ.2250 ゆっくりいじめ.2500 ゆっくりいじめ.2750 ゆっくりいじめ.3000 ゆっくりいじめ.3250 ゆっくりいじめ系1 虐 共 料 無 ゆっくりいじめ系2 ゆっくり除草剤 制 薬 共 無 ゆっくりいじめ系3 虐 性 料 無 ゆっくりいじめ系4 虐 無 外 ゆっくりいじめ系5 ゆっくり畑荒らし対策委員会 制 料 無 ゆっくりいじめ系6 リモコンゆゆゆ 制 虐 性 無 ゆっくりいじめ系8 創造主誕生 そ 無神 ゆっくりいじめ系9 あーまーど・こあ虐共道 ゆっくりいじめ系10 幻肢痛虐 ゆっくりいじめ系11 ゆっくりの王虐共 無 ゆっくりいじめ系12 ゆっくりれみりゃを山に放す虐共 無 ゆっくりいじめ系13 60年目のゆっくり裁判・上そ ゆっくりいじめ系14 第三話 ゆっくりたちの、実にゆっくりとした一週間 前篇虐環家 ゆっくりいじめ系15 第三話 ゆっくりたちの、実にゆっくりとした一週間 中篇虐環家捕 ゆっくりいじめ系16 第三話 ゆっくりたちの、実にゆっくりとした一週間 後篇虐家 ゆっくりいじめ系17 間劇 0円から始める仕事虐 ゆっくりいじめ系 ゆっくり大家族 性共家 無 ゆっくりいじめ系19 性共 ゆっくりいじめ系20 ~ゆっくり霊夢達の素敵な日々~ 性共家 ゆっくりいじめ系21 俺とゆっくり 虐環 無 ゆっくりいじめ系22 あるゆっくりアリスの記録 虐制 無 ゆっくりいじめ系23 秘密基地でゆっくり 制家料 無 ゆっくりいじめ系24 ゆっくり解放戦線 制機 無 ゆっくりいじめ系25 ゆっくり家族のお引越し 虐家 ゆっくりいじめ系26 ゆっくりさせないと…… 虐環 無 ゆっくりいじめ系27 インプリンティング 虐 ゆっくりいじめ系27 幻想鉄道の動物対策 虐機無 ゆっくりいじめ系28 ゆっくり加工所でのある実験 そ 虐無 ゆっくりいじめ系29 ゆっくりハンター 制無 ゆっくりいじめ系30 ゆっくり射撃してね! 制無無 ゆっくりいじめ系31 騒音公害 制性無 ゆっくりいじめ系32 Counter-Strike 制無 ゆっくりいじめ系33 お母さんと一緒 制無 ゆっくりいじめ系34 ゆっくりの巣 そ共 ゆっくりいじめ系35 ゆっくりの恩返し 制家無 ゆっくりいじめ系36 ゆっくり繁殖 虐性家捕無 ゆっくりいじめ系37 果樹園の憂鬱 制無 ゆっくりいじめ系38 ゆっくりきゃっちゃー虐家機無 ゆっくりいじめ系39 ゆっくりゆゆこ×虎バサミ 制捕家 ゆっくりいじめ系40 Yの悲劇 虐無無 ゆっくりいじめ系41 ゆっくり一家と俺の冬 前編 制家無 ゆっくりいじめ系42 ゆっくり一家と俺の冬 後編 制家共無 ゆっくりいじめ系43 ゆっくり家族の引っ越し 虐制家共 ゆっくりいじめ系44 フェイス/オフ 虐無 ゆっくりいじめ系45 ゆっくりと早苗 虐 ゆっくりいじめ系46 古き良きゆっくり見スタイル 制無外 ゆっくりいじめ系47 ぐちゃぐちゃゆっくり天国 虐無 ゆっくりいじめ系48 ゆっくりメダル 虐無 ゆっくりいじめ系49 ゆっくりとのワンダフルライフ 虐無外 ゆっくりいじめ系50 寿司の恨み 制無 ゆっくりいじめ系51 ゆっくりよりうざいおっさん そ無 ゆっくりいじめ系52 ゆっくりなべ 制そ無外 ゆっくりいじめ系53 誰の家? 制無外 ゆっくりいじめ系54 ゆっくりサドンデス 制共無外 ゆっくりいじめ系55 ゆっくり家族の末路 制家無 ゆっくりいじめ系56 汚い奴虐無 ゆっくりいじめ系57 お告げ そ ゆっくりいじめ系58 ゆっくりるーみあ そ捕 ゆっくりいじめ系59 大好きゆっくり魔理沙虐性家無 ゆっくりいじめ系60 環境にやさしいゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系61 ゆっくり俺魔理沙そ ゆっくりいじめ系62 ある男のゆっくりレポートそ虐家無 ゆっくりいじめ系63 ゆっくり霊夢一家の越冬(誤算編)そ共家無 ゆっくりいじめ系64 寿司の後の水責め制無 ゆっくりいじめ系65 裏切り制共無 ゆっくりいじめ系66 ゆっくりつねっていってね虐無 ゆっくりいじめ系67 頭無双制共家無外 ゆっくりいじめ系68 お母さん霊夢の受難そ家無外 ゆっくりいじめ系69 小さな親切、大きなお世話そ無 ゆっくりいじめ系70 NTR 制無 ゆっくりいじめ系71 栗祭り虐無 ゆっくりいじめ系72 ゆっくりレンジ 制環家無 ゆっくりいじめ系73 こどもたちが屠殺屋ごっこをしたはなし1虐共家無 ゆっくりいじめ系74 はしれいむ虐 ゆっくりいじめ系75 鬼母虐共家無 ゆっくりいじめ系76 ゆっくりした結果がこれだよ!制無 ゆっくりいじめ系77 くたばれゆっくりぁあああああ!!!!虐そ ゆっくりいじめ系78 ゆっくりゆービィスーパーデラックス制そ ゆっくりいじめ系79 高速ゆっくりそ性無 ゆっくりいじめ系80 甘い肉まん制 ゆっくりいじめ系81 こどもたちが屠殺屋ごっこをしたはなし2虐共家無 ゆっくりいじめ系82 ゆっくりケロちゃん。雨に負けて、風に負けて虐そ共 ゆっくりいじめ系83 ゆっくりハウスそ無 ゆっくりいじめ系84 ゆっくりハウス2そ共無 ゆっくりいじめ系85 ゆっくり袋虐家無外 ゆっくりいじめ系86 ゆっくりハウス3制共家無 ゆっくりいじめ系87 ゆっくりれみりゃの整形そ無外 ゆっくりいじめ系88 美味しく食べていってね!虐家料無 ゆっくりいじめ系89 ほしまんじゅう虐家料無 ゆっくりいじめ系90 cube虐そ機 ゆっくりいじめ系91 あるゆっくりアリスの記録2制家性無 ゆっくりいじめ系92 ゆっくり少女達の収穫祭-1そ無 ゆっくりいじめ系93 ゆっくり少女達の収穫祭-2虐そ無 ゆっくりいじめ系94 ゆっくりまりさとおうち虐そ無 ゆっくりいじめ系95 しにさらせゆっくりぁあああああ!!!!そ ゆっくりいじめ系96 ゆっくりCASしてね!虐そ無外 ゆっくりいじめ系97 俺とゆっくり2(前編)制無 ゆっくりいじめ系98 川の流れのように制家無 ゆっくりいじめ系99 ゆっくり小倉トーストそ家無外 ゆっくりいじめ系100 ピタゴラゆっくり虐家無 ゆっくりいじめ系101 ゆっくり相撲虐無 ゆっくりいじめ系102 ただゆっくりを突っつくだけの話虐無 ゆっくりいじめ系104 ゆっくりみじめそ ゆっくりいじめ系105 加工所職員のストレス解消法虐無 ゆっくりいじめ系106 小ねたっぽいゆっくりいじめ虐環 ゆっくりいじめ系107 ゆっくり実験前夜虐無 ゆっくりいじめ系108 ゆっくりしよう虐家無 ゆっくりいじめ系109 まんじゅうころりんすっとんとんそ家 ゆっくりいじめ系110 髪飾り制共無 ゆっくりいじめ系111 予定調和虐そ家無 ゆっくりいじめ系112 フローズン虐家料無 ゆっくりいじめ系113 ゆっくり飾りゴージャス虐家無 ゆっくりいじめ系114 ゆっくりデスマスクそ無 ゆっくりいじめ系115 ゆっくり研究者のある1日制無 ゆっくりいじめ系116 懐かし玩具とゆっくり制無 ゆっくりいじめ系117 ゆっくりとした縁日虐料 ゆっくりいじめ系118 ゆっくりのなくころにそ環 ゆっくりいじめ系119 ギロチンとゆっくり虐家 ゆっくりいじめ系120 マッサージチェアとゆっくりそ ゆっくりいじめ系121 ゆっくりふぉんでゅ 虐 料 無 ゆっくりいじめ系122 ゆっくりアリス愛の劇場-1環家 ゆっくりいじめ系123 ゆっくりアリス愛の劇場-2家 ゆっくりいじめ系124 ゆっくりアリス愛の劇場-3環性家 ゆっくりいじめ系125 ゆっくりリスペクトしてね!虐家料 ゆっくりいじめ系126 ゆっくりデッドライジングそ ゆっくりいじめ系127 ゆっくりリサイタルそ ゆっくりいじめ系128 精神 ゆっくりいじめ系129 ゆっくりハウス4 ゆっくりいじめ系130 ゆっくりコロリ制 ゆっくりいじめ系131 ゆっくりデッドライジング2 ゆっくりいじめ系132 ゆっくりのこい虐家無 「ゆっくりいじめ系133 大自然のゆっくりは作者さんの要望で削除しました。」 ゆっくりいじめ系134 ゆっくり避妊ありす虐性無 ゆっくりいじめ系135 地球に優しいエコゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系136 働きゆっくり?虐無 ゆっくりいじめ系137 ゆっくりまんじゅう制そ共無 ゆっくりいじめ系138 あるゆっくりアリス達の記録虐制性料 ゆっくりいじめ系139 見・ゆ・必・ゆ(サーチアンドゆっくり)虐無 ゆっくりいじめ系140 ゆっくりんかわいいよゆっくりんりんⅡ 賢者と大図書館虐制性家 ゆっくりいじめ系141 ゆっくり七夕しようね虐捕無 ゆっくりいじめ系142 ゆっくりモンスターズ1虐無 ゆっくりいじめ系143 わからないちぇん虐無 ゆっくりいじめ系144 作者本人により削除いたしました ゆっくりいじめ系145 ゆっくり目隠し制環無 ゆっくりいじめ系146 新たな命、霊夢・魔理沙編虐家共 ゆっくりいじめ系147 奇形ゆっくり虐環家無 ゆっくりいじめ系148 ゆっくりフランのある休暇虐制家捕 「ゆっくりいじめ系149 ゆっくりと青い石_前は作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系150 ゆっくりのエラ虐そ性無 ゆっくりいじめ系151 ゆっくり魔理沙が極限までゆっくりできる話1虐環性無 ゆっくりいじめ系152 れみりゃたまご虐性 ゆっくりいじめ系153 ゆっくり調教師 前編制環性無 ゆっくりいじめ系154 ゆっくり調教師 後編制環無 ゆっくりいじめ系155 外人のゆっくり虐共家 ゆっくりいじめ系156 外人のゆっくり 和訳虐共家 ゆっくりいじめ系157 冷凍ゆっくり虐料 ゆっくりいじめ系158 ヴェニスのゆっくり制家 ゆっくりいじめ系159 ゆっくり飾り Part.1虐家共無 ゆっくりいじめ系160 ゆっくり飾り Part.2虐家共無 ゆっくりいじめ系161 奇形ゆっくり2虐環家無 ゆっくりいじめ系162削除 ゆっくりいじめ系163 こしあん虐無 ゆっくりいじめ系164 ~ゆっくりひとりでできるもん~虐性無 ゆっくりいじめ系165 俺とゆっくり2(中編)制家無 「ゆっくりいじめ系166 ゆっくりと遊ぼう!は作者さんの要望で削除しました。」 ゆっくりいじめ系167 ゆっくり飾りシャッフル復家無 ゆっくりいじめ系168 ゆっくりるーぷ虐 ゆっくりいじめ系169 Ten little Yukkuri虐家 ゆっくりいじめ系170 ゆっくり家庭崩壊(前編)虐環家無 ゆっくりいじめ系171 ゆっくり家庭崩壊(後編)虐環家無 「ゆっくりいじめ系172は作者さん要請により削りました。by管理人」 ゆっくりいじめ系173 Ten little Yukkuri後日談虐家性道 ゆっくりいじめ系174 ゆっくりデッドライジング3虐性家そ ゆっくりいじめ系175 ゆっくり飾り2 Part.1虐家無 ゆっくりいじめ系176 作者本人により削除いたしました ゆっくりいじめ系177 ゆっくり記憶していってね!虐家性無 ゆっくりいじめ系178 ゆっくりモンスターズ2虐そ ゆっくりいじめ系179 Yukkuri story 3虐 ゆっくりいじめ系180 ゆっくり⑨虐機家無 ゆっくりいじめ系181 生まれ出づる赤ん坊ゆっくり虐家料無 ゆっくりいじめ系182 こえだめ虐家共無 ゆっくりいじめ系183 ゆっくり水攻め虐家機無 ゆっくりいじめ系184 夏の風物詩制家無 ゆっくりいじめ系185 消極的制裁行為制環無 ゆっくりいじめ系186 犯人は子れいむ制家無 ゆっくりいじめ系187 終端速度虐家無 ゆっくりいじめ系188 ゆっくりと赤ちゃん制道無外 ゆっくりいじめ系189 あの夏に日の……虐機環 ゆっくりいじめ系190 ゆっくりを食べないゆっくりゃ虐環捕無 ゆっくりいじめ系191 撲滅運動虐そ無 ゆっくりいじめ系192 あるゆっくり育成の記録虐そ家無 ゆっくりいじめ系193 ゆっくり魔理沙の憂鬱虐制家性共捕 ゆっくりいじめ系194 二階の廊下虐家無 ゆっくりいじめ系195 yukkuri_bean虐制共捕性家 ゆっくりいじめ系196 間違ってるのは世界じゃない前虐性家 ゆっくりいじめ系197 ケシの実制薬無 「ゆっくりいじめ系198 浮気発覚は作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系199 ゆっくりブリーダーいじめ虐無 ゆっくりいじめ系200 壊された家族制家道無 ゆっくりいじめ系201 コードアイス-反逆のゆっくりゆかりん虐復制無 ゆっくりいじめ系202 ゆっくり間接照準射撃虐制機無 ゆっくりいじめ系203 魅惑の透明なケース虐家道無 ゆっくりいじめ系204 間違ってるのは世界じゃない中虐環家共 ゆっくりいじめ系205 家畜のあり方虐捕無 ゆっくりいじめ系206 奇形ゆっくり3~ゆっくりバッジ~虐家無 ゆっくりいじめ系207 ゆっくりわさび制無 ゆっくりいじめ系208 ゆっくり親子の窯焼き虐家料無 ゆっくりいじめ系209 無駄骨虐家捕 ゆっくりいじめ系210 ゆっくりの住む山制環無 「ゆっくりいじめ系211 運動神経ゼロゆっくりは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系212 ゆっくり達の日常虐家 ゆっくりいじめ系213 森の奥のゆっくり達制家料無 ゆっくりいじめ系214 俺とゆっくり2(後編)虐家性無 ゆっくりいじめ系215 奴隷ゆっくり虐家道無 ゆっくりいじめ系216 ゆっくりれいむとおいしい味虐無 ゆっくりいじめ系217 整地ゆっくり虐家無 ゆっくりいじめ系218 ゆっくりチルノの一日そ家捕 「ゆっくりいじめ系220 ゆっくりの選択は作者さんの要望で削除しました。」 ゆっくりいじめ系221 ゆっくり亭そ ゆっくりいじめ系222 ゆっくり記念日(前編)制家無 ゆっくりいじめ系223 ゆっくり記念日(後編)制家無 ゆっくりいじめ系224 ゆっくり藍の憂鬱虐無 ゆっくりいじめ系225 ゆっくりたちの生き地獄制家環無 ゆっくりいじめ系226 ゆっくりスナイポ虐家道無 「ゆっくりいじめ系227 ゆっくりの産卵は作者さんの要望で削除しました。」 ゆっくりいじめ系228 作者本人により削除いたしました ゆっくりいじめ系229 ゆっくり誤診虐薬無 ゆっくりいじめ系230 ゆっくりカーニバル虐家無 ゆっくりいじめ系231 仲良しゆっくり一家制そ家捕無 ゆっくりいじめ系232 約束制共無 ゆっくりいじめ系233 ゆっくりいじめエンド_1 ゆっくりいじめ系234 ゆっくりいじめエンド_2 ゆっくりいじめ系235 ゆっくりまりさと泣いた赤鬼前編虐無 ゆっくりいじめ系236 画鋲虐性捕無 ゆっくりいじめ系237 ゆっくりの現代生活虐無外 ゆっくりいじめ系238 ワイヤー虐制家無 「ゆっくりいじめ系239 ゆっくりと青い石_中は作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系240 厳しいゆっくり虐家共無 ゆっくりいじめ系241 あるゆっくりアリスにまつわる記録外伝1虐家無 ゆっくりいじめ系243 チョコエッグ的な何か虐家料道 ゆっくりいじめ系245 ゆっくりの川流れ虐家無 ゆっくりいじめ系247 ゆっくりまりさと泣いた赤鬼中編制そ性 ゆっくりいじめ系248 おわらないゆっくり虐環 ゆっくりいじめ系249 ゆっくり実験場・十面鬼編虐制薬捕
https://w.atwiki.jp/mutube/pages/33.html
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1188.html
エコを目指す加工所 7KB 虐待 ドスまりさ 加工場 現代 人間なし 同ネタ多数と思われ ※独自設定垂れ流し。 ※同様のネタ多数と思われます。「これはすでに~~が通った道だよ!」といわれても 仕方ない…。 ゆっくり研究では他の追随を許さない加工所。ゆ害対策から新ゆっくり製品まで幅広いラインナップ で評判を得ていた加工所も、時代の流れには逆らえない。ついにエコ分野での活躍を要求され始めた のだ。 「エコを目指す加工所」 必殺引篭り人 加工所が目をつけたのはゴミ処理。コンポストなどでゆっくりの活躍ぶりは有名ではあるが加工所は 一味違う。もっと大掛かりに、しかも幅広いゴミを対象にやろうというのだ。 さすがに加工所は大きくなりすぎているため、ゴミ処理専門の新会社を自治体と共同で立ち上げ、 そこで行うことにした。もちろん技術指導は加工所が行う。 では施設の内部を見てみよう。 処理室はパイプが垂直に立てられ、それが円形に並べられている。パイプの1本1本は終端に ゆっくりがついている。ちょうどパイプにぶら下がっている形だ。 ゆっくりはパイプをくわえるように口をあけさせ、くちびるにあたる部分が接着されている。 このためパイプにゴミを入れると強制的に口の中へと入っていくのだ。 これだけだとゴミのにおいや味を嫌がるゆっくりは必死に抵抗して食べない。そこでゴミ処理場では ドスまりさを使った強制むーしゃむしゃ処置を行っている。 ゴミをパイプに投入されると、ぶら下がったゆっくりはのどを閉じて必死に耐える。 (むぎゅ~!けんじゃはこんなくさいものはぜったいたべないわ!) (れいむはしんぐるまざーなんだよ!こんなくさいものはたべたらだめなんだからね!) (むりやりたべさせるなんてとかいはじゃないわ!) (まりさはおいしいものじゃないとたべないよ!さっさとこのごみをどこかへすててね!) もちろんパイプをくわえ込む形なので、実際にはむーむーと騒ぐだけである。 ここで別の声が聞こえてくる。 「ユユッ!?ミンナガユックリデキテナイヨ!ドス!ミンナヲユックリサセテアゲテネ!」 ゴミ処理場が用意したテープが流れているのだ。パイプの集合体の中心にはひときわ大きなパイプが 存在する。そのパイプには、ドスまりさが接着されている。ドスまりさは巨体のため、あんよを支える ようにドーナツ状の支柱が用意されており、パイプから直接吊り下げられているほかのゆっくりとは 待遇が異なる。テープはこのドスまりさに大して流されているのだ。 (ゆゆっ!?みんなゆっくりできてないよ?いまどすがゆっくりさせてあげるからね!) ドスまりさはテープに対して何の疑問も抱かない。それもそのはず。ドスまりさは中枢餡を少し削られ、 頭の足りない状態にさせられているのだ。 そしてドスまりさはゆっくりオーラを放射する。 (…ゆゆっ!?なんだかゆっくりしてきたよ…。) (…むきゅー…、ゆっくりできるわ…。) ゆっくりし始めるゆっくり達。ゆっくりすると口の中に何が入っていたかも忘れ、そのままむしゃむしゃ と食べ始めた。 (…むきゅー…、こんな…もの…、たべたく…ないのに…。むーしゃむーしゃ…) (れいむは…しんぐる…まざーだよ…。むーしゃむーしゃ、ふしあわせー…) (…ゆっくり…したくないよ…。むーしゃむーしゃ…) ドスまりさのゆっくりオーラで強制的にゆっくりさせられ、反射的に口の中のものを食べてしまう ゆっくり達。 (ゆーん!みんなゆっくりしてるよぉ!そうだよね、こんなおいしいものたべてるんだもの!) ドスまりさは頭が足りないため疑わない。長期にわたりゆっくりオーラを出してもらうため、 ドスまりさだけにはレストラン等から回収した残りものの野菜(新鮮なもの)を厳選して与えられて いるのだ。 ドスまりさはそのような野菜が全てのゆっくりにも与えられていると勘違いしている。 しかしただのゆっくり達に与えられるのは腐りかけの生ゴミ、街中や公園の清掃で集められた落ち葉、 木材をチップ状にしたものなど普通であれば一切食べないようなものばかり。それを強制的に食べさせ られる日々。当然ながらゆっくりの寿命は短い。 今、一匹のれいむが寿命を迎えたようだ。ゆっくりは死ぬと皮のもちもち感がなくなり、もろくなる。 パイプに接着された部分がちぎれ、れいむは下へと落ちていった。 下では大きなミキサー状の機械がれいむを迎えた。ゴミを食べた他のゆっくり達はうんうん、しーしー をする。それらとともにれいむは粉砕され、餡子液へと姿を変えていった。 ゴミ処理場ではこのようなパイプ群が複数存在する。それはゆっくりによる餡子変換にも限界がある ためである。一回だけの餡子変換では完全に消化できなかったり、有害物質が残留するのだ。 そこではじめのパイプ群(以後、第一フィルタと呼称)が出したうんうん、しーしーを液状にして 第二フィルタへと供給する。生ゴミ程度であればこの第二フィルタを通せばほぼ完全に餡子へと 変換されるが、有害物質が多い工場排水などは複数段階のフィルタによる餡子変換を行う。 なお生ゴミや木材チップなどはまだご馳走の部類である。最近では屎尿処理までゴミ処理場で手がけて いるのだ。強制的に屎尿を飲まされる第一フィルタのゆっくり達は当然ながら寿命が極端に短い。 それだけストレスのかかる処理ということだ。 どのようなゴミ処理でも最終段階は同一である。うんうんやしーしーの穴を小麦粉でふさがれた ゆっくりをパイプに接着したものが最終フィルタである。 ここのゆっくりは餡子液(実際には前段階までのゆっくりが出したうんうん、しーしー、そして死骸) をたくさん摂取できるため、動けないにも関わらず非常にゆっくりとした表情である。 (ゆーん!うごけないけどあまあまがたべほうだいだよ!やっぱりれいむがかわいいからだね!) (あまあまがたくさんなのぜ!さっさとつぎをもってくるのぜ!) 食べる一方で出すことはないため、どのゆっくりもでっぷりと太っている。そのためドスまりさと 同じようにあんよをささえるドーナツ型の支柱が用意されている。 規定以上の重さになるとゆっくりはパイプからはずされる。体を支えていた支柱が下がり、自重に よりパイプに接着していたくちびるが千切れる。痛みで叫びながら、下に用意された透明箱へと ゆっくりは落下していく。 透明箱の中で罵詈雑言を叫び続けるゆっくりが運ばれるのが「糖化処理室」。ベルトコンベアに乗せられ たゆっくりはここで頭に電極を刺される。頭の痛みで罵倒が最大級にヒートアップした次の瞬間、 ゆっくりは凍りついたように叫ぶのをやめた。唖然とした顔で停止し続けるゆっくり。そしてそのまま 死を迎えた。 ここで行われるのは加工所の発明品、「餡電位多重再生装置」によるゆっくりの体内の糖分増加処理。 この装置のおかげで無駄な手間をかけずに高効率で糖を作り出すことが可能になったのだ。 ゆっくりは何かを感じると体内の餡子に信号が走る。加工所はこの信号を捕らえることに成功したのだ。 そして電気刺激により体内信号を模倣するシステムを開発した。それが「餡電位多重再生装置」なのだ。 糖化処理室でゆっくりに与えられるのは、最大級の虐待を受けたときの餡電位。しかも複数の異なる 餡電位をミックスして投与されるのだ。それが多重再生である。 処理室の中で、ゆっくりは「あんよを焼かれ」「アマギリされ」「おかざりを没収され」「おかざりを 目の前でバラバラにされ」「髪の毛を抜かれ」「体中に針を刺され」「死なないギリギリのところを 見極めて殴られ続け」といった数々の虐待が同時に投与される。さらにこの装置はそれら虐待を 短い時間に縮めて再生できる。ゆっくりは一瞬にして何時間にも及ぶ虐待を経験するのだ。 もうひとつこの装置の特徴をあげるなら、電位の増幅が可能ということだろう。これにより普通の 虐待が何十倍にも増幅されて感じられる。 複数の虐待を同時に、短時間に一気に経験する。しかも苦しみは何十倍。この処理によりゆっくりの 体内は限界まで糖分が増えるのだ。 ほとんど糖分のみとなったゆっくりは分離処理を施し糖液となる。これを発酵させることでバイオ エタノールを作り出すのがこのゴミ処理場である。今までは糖液にすることが難しかった木材や、 屎尿、落ち葉(銀杏の葉はフラボノイド類が多いため分解がとても遅い)などからも糖液が作れる とあって非常に効率が良いのだ。しかもゴミ処理場では燃やすことも無いので CO2 を出さず、 全ての機械はバイオエタノールによる燃料電池で動かしているためクリーンそのものである。 ゆっくりはゴミ処理場内の敷地で増産している。ビニールハウスの中で冬でも暖かくすごせる ゆっくり達はわが世の春を謳歌し赤ゆっくりを大量に作る。処理場内で自分達がたどるであろう 道筋も知らず、きょうもゆっくり達はすっきりに励んでいる。 加工所がエコやったらどうなるかな~、と考えたら同ネタ多数しか思い浮かばなかった。 自分の創造性の低さにヘコむ。 次回はバッジシステムを考察する予定です。36番あき様の漫画からインスパイアされる予定 です(また他人のふんどしかよ!)。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 551 真実を知るということ ふたば系ゆっくりいじめ 544 モチモチを生かして ふたば系ゆっくりいじめ 509 おかされいむ ふたば系ゆっくりいじめ 464 ゆ身売買 ふたば系ゆっくりいじめ 387 れいむはよげんしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 248 ゆっくりできない理由 ふたば系ゆっくりいじめ 216 子まりさの反乱 ふたば系ゆっくりいじめ 182 どすすぱーくをうつよ! ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口 ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道 必殺引篭り人の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ほー、なるほどなぁ。ゴミ処理できてバイオエタノールになるし上手いな。 -- 2010-10-16 20 08 15
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2637.html
偏愛 事の起こりはおととしの暮れにまで遡る。 私は下宿先の狭い一室で、やることも無くただ悶々としていた。 大学は冬期休暇。実家からの十分な仕送りでバイトの必要は無し。 その癖に田舎なので遊ぶような場所も無い。帰省する気も起きなかった。 私はたいてい、ベランダに出て煙草を吸うことに時間を費やしていた。 部屋で吸うと臭いがつくので、わざわざ外に出た。 喫煙者でもあの臭いはいやだった。 この地方は雪が降る。 その年末も、結局三回積雪を記録した。 この寒さの中、わざわざコートを羽織ってまで毒を吸い込む私を、他人が見たら笑うだろうか。 そんなことを考えているときに、エアコンの室外機の陰で身を震わせていたのが、その二匹のゆっくりだった。 田舎では珍しくない。 まりさとれいむ。 ありふれたつがいだった。 しかしつがいにしてはまだ幼く、大きさも成体のものではなかった。 何かのわけがあって、群れからはぐれたのだろう。 ゆっくりに交際という概念があるのかはわからないが。 「ゆ……おにいさん、おそとはさむいよ。ゆっくりできるところへつれていってね……」 「ゆっくり……したいよ……」 二匹とも動きが鈍い。とくにれいむの方は乾燥からか肌がひび割れ、髪の先が凍っていた。 ぼうしのあるまりさは幾らかマシなのだろうが、それでも弱っている様に見えた。 私は二匹を部屋に上げ、白湯と、毛布と、チョコレートのかけらを与えた。 ダンボールを使って、押入れの中に簡易的ながらも一応巣といえるものまでこしらえてやった。 ゆっくりたちは満足した様子で、「おにいさん、ありがとうね!」「ゆっくりしていってね!」などと心からの感謝を私に対して示した。 あんなことがあった今でも、私はこの時の行動を、何もかもが全くの善意と慈悲からのものだったと断言できる。 年が開け、すっかり元気になったまりさとれいむは、私の部屋から外に出て、自分たちの食料は自分たちで調達するようになっていた。 たまに「あまあまちょうだいね!」などと、私におねだりすることがあったが、彼女たちは飼いゆっくりとして私に寄生することなく、あくまで野生のゆっくりとして、ある種の誇りを持って生きているようだった。 毎朝、私は再会された大学に通い、ゆっくりたちは餌を取りに外へ出る。 私が帰る頃には、ゆっくりたちは決まってドアの前で待っていて、互いに頬を寄せ合い、私に気づくと「ゆっくりおかえりなさい!」と元気に声を上げた。 今思えばこの頃が一番幸せだったかもしれない。 再び大学が休暇に入ってしばらくした頃、れいむが胎(はら)に子を宿した。 身重のれいむは餌の調達に行けなくなり、まりさだけが毎朝出かけていったが、冬の時期に、一匹のゆっくりが調達できる餌はせいぜい自分の分くらいで、とても足りなかった。 「おにいさん、れいむたちはおなかがすいているよ。あかちゃんたちのためにも、ゆっくりできるたべものをちょうだいね」 れいむの訴えに、可哀想だと思った私は、幾らかの餌を買ってきて与えてやることにした。 するとそれに味をしめたのか、まりさも「まりさはれいむのそばにいてあげなきゃいけないんだよ!」といって、餌を取りに行かなくなった。 私にとって、ゆっくりに餌を与えるくらいのことは、どうということも無かったが、これまで野生の誇りを失わなかった二匹が、次第に怠惰になってゆくような気がして、少し気分が悪かった。 しかしそれも春になるまでのことと思い割り切っていた。 春になって、れいむの身体はいよいよ膨れ上がり、出産は間近となった。 まりさは相変わらず、餌を取りには行かなかった。それとなく外出を促しても、「れいむにさびしいおもいをさせたら、あかちゃんをうめなくなっちゃうよ!」などと言って、逆に私に餌を催促する有様だった。 私はだんだん、まりさに悪い感情を抱くようになっていった。 れいむのお産は、運よく私が休みの日に起こった。 昼頃から始まり、夕方までに全ての赤ゆっくりが生まれた。 私は驚いた。 八匹の赤ゆっくりのうち七匹までが、まりさの形をしていたことに。 私の知る限り、赤ゆっくりは両親それぞれの形をしたゆっくりが、半分半分に近い割合で生まてくるはずだった。 それがここまで偏って、まりさの形をしたゆっくりが大量に生まれてくるとは予想していなかったのだ。 親となったまりさは、自分によく似た赤ゆっくりを見て、有頂天になって喜んでいた。 一方の親れいむはというと、お産の疲労からかぐったりしていた。 無理も無い。 一度に八匹の赤ゆっくりを産んだのだ。 胎生ゆっくりの場合、生まれてくる赤ゆっくりが多ければ多いほど、餡子欠乏症のリスクが高まる。 胎内にあった餡子の塊が、一気に放出されるのだから、餡子を吐いているのと変わりはない。 胎生ゆっくりが減少している一因がそこにあるといわれているが、私にはわからない。 なぜ赤ゆっくりのほとんどが、まりさの形をして生まれたのかも、わからない。 ただ確かなことは、目の前の親れいむが、もうそれほど長くないということだけだった。 「まりさのおちびちゃんたち、ゆっくりしていってね!」 「「「「「「「「ゆっきゅいちていっちぇにぇ!」」」」」」」」 小さなゆっくりたちは眼を輝かせながら、かわいらしい声で答えた。 「れいむ!おつかれさまだよ!ゆっくりやすんでね!おちびちゃんたちはすごくゆっくりした子ばかりだよ!」 返事が無い。 「れいむ?……れいむ、どうしたんだぜ?」 親まりさがれいむに擦り寄った。つられた様に、赤ゆっくりたちも集まってきた。 「まりさ……おちびちゃんたちを……よろしくね……れいむも、おちびちゃんたちとゆっくりしたかったけど……」 そう言って親れいむは死んだ。産道から、赤黒い餡子が流れ出た。 夏になった。 まりさは相変わらず、餌を取りに行かなかった。 「おちびちゃんたちを、きけんなおそとにつれていけっていうの?ばかなの?しぬの?」 赤ゆっくりたちはもうずいぶん大きくなっていた。 人間で言えば小学生くらいに思えた。 「まりさ、おちびちゃんたちはもう立派に育っているんだよ。子供たちに餌の取り方を教えるのはまりさの役目だろう?いつまでもお兄さんにあまえていては駄目だよ」 私は昂ぶってくる感情を抑えつつ、極力冷静に諭すよう努めた。 「なにいってるんだぜ?たべものをもってくるくらいしかのうのないおにいさんは、ゆいいつのしごとをほうきするの?」 「おなかちゅいた!」 「あまあまちょうだいにぇ!」 「とっととよこちゅんだじぇ!」 生まれながらの飼いゆっくりである子供たちに、野生の誇りもなにも無かった。 目に見えて増長し、私に罵詈雑言を投げかけてくる子まりさたち。 ふと、ダンボールの隅に目をやると、子れいむがうずくまっていた。 「まりさ、あのれいむはどうしたの?」 「ゆ?……たぶんあのこはこのおうち(ダンボール箱)がせまいからいやがっているんだぜ!きづいたなら、とっとともっとおおきくてきれいなおうちをよういしてね!」 子れいむは弱っていた。 体力的に劣る唯一のれいむ種である。 私が巣箱に入れた餌は、まりさ種があらかた平らげ、残りカスしか食べられていないのだろう。 このままでは暑い夏を乗り切る前に死んでしまうように思われた。 私はその時、親まりさは気づいていないのだろうかと疑問に思った。 もし仮に、種族の違う子れいむに対して、巣全体からいじめがあったとしたら……。 親まりさのぼうしの上でわめいている子まりさたちもみんなグルになって、子れいむを虐げているなら……。 私にはその子れいむを守る義務がある。そう感じた。 翌日、私は大学の帰りに少し離れた街へ赴き、ペットショップで大型の水槽を買った。 大きな水槽は真ん中に仕切り板がついており、淡水魚と海水魚を同時に飼える仕組みになっていた。 いわばふた部屋ある家のようなものだった。 「ゆゆ!とてもゆっくりできそうなおうちだよ!」 「はやきゅおうちにいれてにぇ!」 「いれちぇね!」 はしゃぐまりさたちを尻目に、私はまず、子れいむを優しく水槽へと移し、一緒に充分な餌を入れた。 「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇ~♪」 ぐったりしていた子れいむが、見る見る生気を取り戻した。 「まりちゃも!まりちゃも!」 「おにいさん!とっととあたらしいおうちにまりさたちもうつしてね!」 私は親まりさを乱暴につかみ、半ば放り投げる様にして、子れいむとは別の部屋に移した。 「ゆぎゅ!いたいよ!ばかなの?」 悪態をつくまりさの上に、七匹の子まりさが降り注いだ。 「いちゃいぃぃ!」 「ゆえぇぇぇん!」 「ゆうぅぅぅ……」 泣きじゃくる子まりさたち。中には頬を膨らませ、威嚇しているものもいる。 私はそれに一切かまわず、水槽の蓋を閉めた。 「ゆゆ?まちさたちのあまあまは?のろまでむのうなおにいさん、あんまりまりさたちをおこらせないでね」 「あっまあっま!」 「あっまあっま!」 「あっまあっま!」 私はにやりと笑って見せた。 「まりさ、一度しか言わないからよく聞いてね?僕はまりさが嫌いなんだ。その小さなまりさたちもね。だからまりさたちにはあまあまはあげないよ。お外にも出してあげない。三日に一度だけ、三角コーナーにたまった臭い臭い生ゴミをあげる。ゆっくり理解したね?」 まりさたちはあっけにとられていた。 「ふざけないでね!まりさはおこったんだぜ!」 親まりさはお決まりの威嚇体勢をとった。 眉を吊り上げ、髪を逆立て、頬を膨らませた結果、一匹の子まりさが圧死した。 「まりざのおぢびぢやあああああああああああん!!!」 慌てふためく親まりさ。 大型の水槽とはいえ親子八匹のゆっくりが入れば超満員だった。 そこで頬を膨らませたのだから、隅に追いやられた子まりさはたまらない。 目、口、産道の全てから、ドス黒い餡子を噴出して事切れた。 「れいむ、お兄さんはれいむが大好きだよ。毎日、選りすぐりのおいしいあまあまをあげるし、お散歩にも連れて行ってあげるから、ゆっくり大きくなってね?」 もちろん、子れいむはおびえていた。 頑丈にできているとはいえ透明な仕切り板を隔てた向こう側で起こった惨劇に、小便をたらして震えていた。 「あらら、駄目だよれいむ。ちーちーはちゃんとおトイレでしようね。この紙コップがれいむのおトイレだからね。今度からはちゃんとこの中にしてね?」 そう言って私は子れいむの側の蓋だけを開き、紙コップを浅く切ったものを水槽の中に入れた。 「お、おにいしゃん、まりしゃたちをゆっ、ゆっくりさしぇてあげちぇにぇ?」 私はこの子まりさに、言いえぬ愛おしさを感じた。 自分を虐待したまりさたちのことを心配するなんて、なんともけなげで、可愛らしいと思った。 「いい、れいむ?まりさたちはゆっくりする権利を失ったんだよ。僕の可愛いれいむをいじめたんだからね」 「ゆゆ……れいみゅはいぢめられちぇないよ!まりしゃたちにひどいこちょしゅりゅじじぃはきりゃいだよ!」 「じじぃのはきゃ!」 「じじぃはゆっきゅりちにゃいでちにぇ!」 れいむの言葉に、仕切り板を隔てた向こう側の子まりさたちも続く。 「れいむ、そんな言葉遣いは駄目だよ?」 私はそう言うと、まりさ側の蓋についている小窓を空けた。 この小窓から、親まりさが出ることはできない。子まりさだけが通れる程度の小窓たった。 私はそこに菜箸を入れ、先ほど私に「じじぃ」と言った子まりさをつまみ、外に出した。 「はにゃしぇ!はにゃしぇ!」 私の手の中でもがく子まりさ。 私はその子まりさの足をガムテープで机に固定した。 「ゆぎゃああああああああああ!!」 「やめてあげてね!まりさのおちびちゃんいたがってるよ!」 「やめちぇあげちぇ!」 私は子まりさのぼうしを取り、その頭頂付近の髪をむしった。 「いじゃいいいいいいい!!まりしゃのきゃみぎゃあああああ!!!」 「こういう汚い言葉を使うゆっくりを、餡子脳っていうんだよ。だから……」 私ははさみで子まりさの禿げ上がった部分を薄く切り取り、むきだしになった餡子脳を刃の先でつついた。 「るるるる!るるるるるる!!るぴぴぴぴぴぴぴぴぴ!!!」 奇妙な声を上げる子まりさの姿は、実に滑稽で愉快だった。 何か異常な興奮を感じた。それは性的な快楽に類似していた。 つい先程まであれだけうるさく喚いていた他のゆっくりたちも、恐怖のあまり静まり返っていた。 気絶する子まりさが続出した。後からわかったが、このとき見ていた子まりさの何匹かがショック死していた。 私は子まりさが死なない程度に餡子脳をもてあそんで、何事も無かったかのようにぼうしをかぶせ、元の水槽に戻した。 無論、その子まりさの脳はもう、正常に機能していなかった。 口から餡子を滴らせ、小刻みに震え、喋ることはおろか、立っていることもままならなくなった。 「いい?こうなりたくなかったら、汚い言葉を使っちゃ駄目だよ?じゃあれいむ、ゆっくりしていってね!」 それからというもの、この仕切り板を隔てた水槽の中はまさに天国と地獄を一度に眺められる箱庭と化した。 毎日毎日通販で取り寄せた極上の菓子を与えられ、夕方には散歩をし、きちんと掃除された綺麗で広い空間を自由に動き回れるれいむ。 一方その隣では、窮屈な空間の中で足を焼かれ、生ゴミと汚物と死骸の液化した悪臭の中で、足を焼かれて自由を奪われたまりさたち。 時々、しつけのために一匹ずつ、まりさを残酷な方法でいたぶり、恐怖を与えた。 その結果、このれいむは実に従順で素直なゆっくりへと成長していった。 月日が流れてその年の暮れ。 れいむは、どこに出しても恥ずかしくないゆっくりへと成長していた。 粗相をすることも無くなった。リボンには、キラキラとバッジが輝いていた。 まりさたちは二匹に減っていた。 例の親まりさと、成長した子まりさである。 他はみんななんらかの理由で死んだ。 死骸は大学が忙しくなり、私が学食に通いつめ生ゴミをほとんど出さなかった時期に、綺麗に消えていた。 この三匹に共通するのは、全員が無口だということだった。 何か余計なことを言えば、まりさにとっては自分、れいむにとっては姉妹たちが酷い目に遭う。 そのために、ほとんど黙していて、必要最小限のことしか口にしなかった。 私には、れいむが無口であることはあまりうれしくなかった。 もっと人懐っこいゆっくりになってほしいと思うようになった。 「れいむ」 「は、はい」 「お散歩、行く?」 「い、いきます」 といった調子で、おびえきって、まるで出来損ないの軍隊のようだった。 「れいむ、もっとゆっくりしていいんだよ?」 「ゆ、ゆっくりしているよ!やさしくってかっこいいおにいさんのおかげで、とてもゆっくりできているよ!」 「そう?」 私はれいむの側の蓋を開け、れいむを取り出そうとした。 その瞬間、れいむはビクッと身体を震わせ、少し後ずさりした。 「ほら、おびえきっているじゃない。ぜんぜんゆっくりしていないよ?」 「ゆ……ゆっくりしているよ。ほんとだよ」 私は久しく“しつけ”をしていないことに気づいた。 あのもがき苦しむまりさの姿を見たいという欲求を、私は抑えられなくなっていた。 「れいむ、嘘をついたね……」 「ゆ……?」 理由などどうでもよかった。 とにかく、あのまりさのもだえる姿を見たかった。 「やめてね……ひどいことしないでね……まりさの……まむまむ……」 やかんの注ぎ口を、まりさの産道に無理やり押し込む。 コンロに火をつけてしばらくすると、沸騰した蒸気がまりさの身体を膨張させた。 「あぢゅいいいいい!!まりじゃのなががああああああ!!!」 破裂音が響き、まりさの身体は四散した。 体中に餡子を浴びながら、私は体中を快感に打ち震えさせていた。 水槽に目をやると、れいむが口から餡子を吐き出して、死んでいた。 最後の一匹になった親まりさが、何も言わずに、死んだ様な目でこっちを見ていた。 私は水槽に水を注ぎ、その親まりさを水死させることにした。 親まりさは抵抗する気力も無い様子だった。 私も私で、もうこの親まりさを殺す方法をあれこれ考える気力が無かった。 ただ全てを終わりにしたかった。 親まりさは、むしろ安堵の表情で死んでいった。 そして現在に至る。 私は私のしたことが、ゆっくりへの虐待ではないと信じている。 あくまで制裁であり、しつけの為に必要な行為だったと信じている。 まりさたちは裁かれるべき下衆どもであったと信じている。 子れいむの一生は、幸せだったと信じている。 ……しかし、私がゆっくりを飼うことは、もう無いだろう。 おしまい このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1886.html
私はめーりんである。 8KB 虐待-普通 愛で 希少種 ※愛で注意です、めーりん好きの人に捧げます 私はめーりんです、名前は特にありません。私はめーりんと言われるゆっくりです。 私を飼ってくれているご主人も、他のゆっくり達も私のことをめーりんと呼ぶので、 私は自分のことをめーりんだと思っています。 自分が何処で生まれたのかは良く知りません、気がついたらこの家の同居人になっていました。 小さいときに拾われたようなのですが、記憶がありません。 両親の顔も覚えていませんが、ご主人が私を可愛がってくれるので特に気にはならないです。 私は他のゆっくりと違って喋ることが出来ません。 お話をしたくても挨拶をしたくてもただ、じゃおん、と鳴くだけです。 それでもご主人は一生懸命私が何を言いたいのか理解しようと努力してくれます。 一度ご主人に遊んで欲しくて、じゃおじゃお、と鳴いてみました。 ご主人は少し考えてから、私におやつをそっと差し出してくれました。 その時はあまりお腹が空いていなかったのですが、ご主人にじっと見られるのでがんばって食べました。 お腹がパンパンになってしまいましたが、感謝の気持ちを込めて、 じゃおおん、と鳴くとご主人も満足そうに笑ってくれました。 私はお昼寝が好きです、よく日当たりの良い部屋でプカプカ寝ています。 以前は庭で寝てることもありましたが、ご主人に止められたので今は殆どが部屋の中です。 ご主人が外で寝るのを止める理由は2つあります。 一つ目は私が水に弱いことです。私は一度寝ると中々起きません。 一度庭でお昼寝をしていた時に雨が降り出し、ご主人が慌てて私を家に入れてくれた事がありました。 二つ目は私が外で寝ている隙に、猫さんや野良ゆっくりに襲われることです。 猫さんは私よりはるかに強いです、逃げ回っても追いかけてきます。 猫さんと楽しく遊んでいるのかと勘違いされたこともあります。 野良ゆっくりは、と言うより殆どのゆっくりは私の事を「ゆっくりできないゆっくり」なんて言います。 彼女らはそんな私を苛めます。ゆっくり出来ないから制裁するんだそうです。 私が喋れない事がゆっくり出来ないそうです。私は自分が喋れないことを特に気にしてはいません。 けれども時折ご主人にちゃんとお礼をいえない事がもどかしい時もあります。 しかし私の感謝を込めた、じゃおおん!にご主人がにっこり笑ってくれると安心します。 ご主人は私の身を案じ、庭でお昼寝する事を禁止しました。 私は少し残念な気もしましたが、それに従う事にしました。ご主人に心配をかけたくないからです。 それでも時折、暖かい日差しが私を誘惑します。私はそれにじっと耐え、お部屋でお昼寝をします。 こんな私にも友達がいます、お隣さんで飼われているふらんと言うゆっくりです。 彼女は喋れない私と仲良くしてくれます。 他のゆっくりが私を嫌う中で、こんな私の何を気に入ってくれたのか、よく遊んでくれます。 彼女との出会いは私が庭でお昼寝をしていた時の事でした。 その時も野良ゆっくりが私のことを苛めてきました、それはまりさと呼ばれるゆっくりでした。 まりさは、帽子から木の枝を取り出すとそれで私を突っ突いてきました。 私は必死に逃げ回りましたが、まりさはそれを楽しむように追いかけてきました。 何度目かの、じゃおおん!の悲鳴を上げた時、彼女は私の目の前に立っていました。 彼女は私を追いかけてきたまりさを簡単に捕まえると、 まりさの帽子を破り捨て何度か地面に叩きつけ、そのまま庭の外に放り投げてしまいました。 私が助けてもらったお礼に一声、じゃおん!、と鳴くと彼女はやさしく笑ってくれました。 それから私達は仲良くなりました。一緒に遊んだりお昼寝もしてくれました。 最近では一人で庭に出ることはありませんが、ご主人と一緒に庭にいるとふらんが遊びに来てくれます。 最近ご主人が新しいゆっくりを飼う話をしています。 私は飽きられてしまったのかと、少し寂しくなりました。 なんでもご主人は「ゆうかにゃん」というゆっくりに興味を持ったようです。 そのゆっくりは、ご主人やふらんと同じような体を持っていました。 何日か経って、ご主人がその子を連れて帰ってきました。 私は、じゃおん!と挨拶をしました、彼女もにっこり笑って「はじめまして、よろしくにゃん」と返してくれました。 私は自分がもうご主人にとって必要ないのかと思うと涙が溢れそうになりました。 震えていた私をご主人がそっと抱き上げてくれました、そしてご主人がそっと私に言いました。 「これからゆうかにゃんと仲良くやってくれよ」 ご主人がゆうかにゃんを買って来た理由は、普段私が家で一人でいるのが寂しいだろうと思っての事だったそうです。 私はとんでもない勘違いをしていました。 そして一人で勘違いしていた事が恥ずかしくなると同時に愛されているを実感しました。 それから私とゆうかにゃんは仲良しになりました。ゆうかにゃんは少し気が弱いゆっくりでした。 お友達のふらんを始めてみた時も、彼女は怯えていました、私の陰に隠れて震えていました。 私が大丈夫だよの意味を込めてじゃおん!、と鳴くと少し震えが収まりました。 それからゆうかにゃんと一緒にいる時は、私は庭でお昼寝をしても良い事になしました。 ゆうかにゃんはお花が好きで、いつも花壇の手入れをしています。 ゆうかにゃんのお陰で、花壇の花はいつも綺麗に咲いています。 ご主人も私も花壇の花を見るのが楽しみになりました。 でも…それは良いことばかりではありません、綺麗はお花は野良ゆっくりにとってのご飯だからです。 運悪く野良ゆっくり達に花壇が見つかってしまいました。野良達は花壇のお花を食べ荒らしました。 ゆうかにゃんは臆病でやさしいので、その様子を泣きながら見ているしかありませんでした。 ゆうかにゃんが止めてと言っても、野良達は止める気配がありませんでした。 そればかりか、「おはなをひとりじめするゆうかはせいさいしてやる」と言うのでした。 ゆうかにゃんは恐怖で動けませんでした。私も普段は逃げ回っているだけですがこの時ばかりは違いました。 こんな喋れないと仲良くしてくれたゆうかにゃんを、守らなくてはならないと思ったのです。 いつもお昼寝している私を見守ってくれていたゆうかにゃんに、恩返しがしたかったのです。 私はゆうかにゃんの前に出て野良を睨みました、そして一声じゃおん!!と吼えました。 もちろんそんな事では相手はひるみません、私は向かってくる野良に体当たりをしました。 何匹かはそれで逃げ出していきましたが、流石に数が多すぎました。 枝で突付かれ、棒で叩かれ、それでもゆうかにゃんだけは守らなければと思い必死に絶えました。 やがて意識が遠くなってきました、私の本能が自分はもう助からない事を教えていました。 そんな時にふらんとお隣さんのお兄さんの声が聞こえました。 二人は野良を追い払ってくれたようです、ゆうかにゃんも無事でした。 安心すると急に目の前が暗くなり出しました、ふらんもゆうかにゃんも泣いています。 二人にお別れの積もりでじゃお!、と声をかけました。心の残りは最後にご主人にお礼を言えなかったことでしょうか。 ご主人の顔を見れないままお別れかと思うと、涙がこぼれました。 やがて私の意識は深い闇に沈んでいきました、何時ものお昼寝と同じように。 ただ何時もと違うのは、もう二度と目覚める事がないだけ……… もう目が覚める事はないはずでした、ですが私は再び目覚める事が出来ました。 目を開けるとそこには、ぼろぼろに泣いているゆうかにゃんとふらん、それにご主人がいました。 後で聞いた話では、私はオレンジジュースで助けられたそうです。 これはゆっくりでないと効果がないそうです、私は始めて自分がゆっくりである事に感謝しました。 私は自分が生きている事に、再びご主人に会えたとこに感謝しました。 じゃおん!と一声鳴くと涙が溢れました、嬉しくて嬉しくて泣いていました。 それから…ふらんとゆうかにゃんも仲良しになりました、ご主人は家の垣根を丈夫な塀に変えてくれました。 もう野良ゆっくりに花壇を荒らされる事もないでしょう。私も野良にお昼寝を邪魔される事はないでしょう。 ご主人と、ふらんと、ゆうかにゃんと、何時までも一緒に暮らせたら良いと思って生きています。 今日も私はゆうかにゃんに見守られ、お花の匂いを感じながら優しい眠りに身をゆだねます。 あれからしばらくして「めーリンガル」なる物が発売されたそうです。 ご主人が大変興味を持ちました、なんでも私の喋ることが解る物らしいです。 私の声を理解してもらえるのは楽しみであり、少し恥ずかしくもあります。 ご主人は張り切って買い物に出かけていきました。 ですが、帰ってきたご主人はがっかりしていました、人気の品らしく手に入らなかったようです。。 私も少しガッタリしたようなほっとした様な気がしました。 ご主人に、ふらんに、ゆうかにゃんに、たくさんお礼を言いたいけれど、何だ恥ずかしい気がします。 言葉が通じない時は必死に思いを伝えようとしましたが、いざ伝わると思うと湧き出るこの感情は何なのでしょうか? 今日も元気いっぱいに、じゃおおん!と鳴きます。 「大好きですご主人」と。 完 某文学作品のパロみたいなものです。 個人的にゆうかにゃんはゆうかより弱そうなイメージがあるのであんな役回りです。 もともとは、めーりん視点での鬼威参によるハイテンション制裁、虐待を描く予定でしたが、 書いている内に登場キャラ達が勝手に動くので、そのまま流されてこの様な形になりました。 制裁、虐待物を期待していた方はすみません、流れに乗った結果がこれだよ。 徒然あき 挿絵 by全裸あき 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム ふたば系ゆっくりいじめ 876 ゆっくり草子 ふたば系ゆっくりいじめ 879 ムシゴロウ王国6 ふたば系ゆっくりいじめ 888 一週間 ふたば系ゆっくりいじめ 896 モチモチぷにぷに ふたば系ゆっくりいじめ 897 酔っ払い 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 最後のめーりんでかいw -- 2020-04-30 17 52 54 あらかあいい -- 2019-03-29 21 38 55 めーりんかわゆす -- 2017-03-21 21 29 23 ご主人が以外と虐待うまくてワロタ -- 2015-10-10 01 49 31 メーリンの寝顔がやBE\(^o^)/ -- 2015-09-21 22 41 35 めーりんたんぺろぺろ -- 2015-03-30 18 21 58 かわええー‼理性ポキン!!!!!!!!!!やべぇもうがまんできねぇ。めーりん好きだーーーーーーーーーーーーー! -- 2014-05-26 09 24 42 う…うわーん #128557;うおーいおいおい。こうゆう、ゆっくり保護したい。ふらんと、ゆうかにゃんと、メーリンが、可愛すぎる。 -- 2014-04-29 14 48 52 あっすいません、ちょっとパンツ 見せてもらっても ヨホホホホー \ピチューン/ -- 2014-03-17 20 50 16 めーりんは原作でも身長は高いし、 なによりもOPPAIがデカイから 大きいのかな? -- 2013-09-25 23 24 50 ゆっくりふらんではなくフランドー???「ぎゅっとしてどかーん!」ピチューン -- 2013-07-08 01 09 13 あれはゆっくりふらんじゃなくてフr いや止めておこう -- 2013-06-19 02 55 12 心温まるいい話でした。めーりんは極めて善良かついい子ですね 挿絵の可愛さも秀逸の一言に尽きます -- 2013-06-02 14 20 41 すごくかわいくてゆっくりできるー^^ -- 2013-02-25 16 12 53 めーりん飼いたい -- 2012-10-06 00 45 17 めーりんでかい。 -- 2012-09-12 13 19 25 挿絵のフランはどう見ても・・・いや、やめておこう。 だがこれだけは言いたい。挿絵はゆうかにゃんではなく橙だ。 めちゃくちゃゆっくりできた -- 2011-11-11 12 37 14 めーりんは優良種だなぁ -- 2011-09-28 17 56 32 挿絵のフランが本人にしか見えないwwww -- 2011-08-24 08 44 46 おめー天才 絵もいいストーリーもいい しかしゲスに対する徹底した格差待遇と虐待がないのは寂しい -- 2011-08-05 23 13 00
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2232.html
CLOUDY 22KB 虐待-凄惨 制裁 観察 悲劇 理不尽 誤解・妬み 駆除 野良ゆ 赤子・子供 都会 現代 人間視点 「CLOUDY」 羽付きあき ・直接的に羽付きまりさは出てきません ・人間視点です ・善良なゆっくりがひどい目にあいますご注意を ・一部何も起きないゆっくりがいます 冬の街。それはそこに暮らす街ゆっくり達にとっては千差万別の季節であった。 越冬をしっかりとして、暖かいおうちの中で思う存分ゆっくりしているゆっくり。 過酷な餌場争いに勝ち抜いたゆっくり、協力し合って群れを作って越冬するゆっくり。 それこそ様々な方法でゆっくり達はそれぞれの冬を過ごしていた。 だが冬を無事過ごせるゆっくりがすべてではない。 街の平均的な越冬成功率は40%ほど。つまり6割のゆっくりは「ゆっくりできなくなる」のである。 往々にして特徴があり、しんぐるまざー、ゲス、捨てゆっくり等がその殆どを占めていると言われている。 街の裏通りを歩けばゆっくりには結構、出会えたりする。といっても冬以外に比べれば滅多にと頭に就くほどであるが。 雨が降った後のどんよりとした曇り空の下、固くシャッターが閉ざされた建物のすぐそばに、三体のゆっくりがもたれかかるようにしてそこにいた。 ボロボロではあるが・・・ありす種の様だ。 バスケットボールサイズのありすが一体。そしてソフトボールほどのサイズの子ありすが二体。 建物自体はシャッターが閉じられて長いのだろう。所々錆びている。 小さな段差に上り、シャッターにもたれるようにして斜めに傾いているのはありすだった。 その飾りは所々解れており、薄汚れて所々が欠けている。 飾りがこんな様子ではそれ以外も大体は察しがつくだろう。 小麦粉の皮は・・・弱っているためか、泥やほこり、所々付いた生傷の周りに黒い汚れが入り込んで全体的に小麦粉の皮は傷んだ印象を受ける。 水飴が小麦粉の皮をテカテカにコーティングしたうえで、そこに泥と埃がついて、さらにその上に解れた糸クズや灰色の綿のような埃の固まりが所々へばりついていた。 寒天の両目は生乾きの様になっておりその目は一様にぼんやりと定まらない目線で宙空を眺めている。 口が軽くあいたその周りには砂糖水の涎の跡が線のように舌に伸びていた。 よく見ればまだ微かに「ゆひゅーゆひゅー」と音がする。完全に物言わぬ饅頭となってはいない様だ。 脇の子ありす二体はどうか?ありすから少し離れたところにいる方の子ありすは完全にカピカピの饅頭になってしまっている。 小麦粉の皮がしぼんでゲッソリとした印象を感じさせる。ぽっかりと空いた口、そしてからからに乾いた寒天の両目。真上近くに向いて倒れているため、ひび割れた鏡モチの様な底部にあにゃるの周りにはうんうん(餡子)がこびりついていた。 ありすの横にくっつくように突っ伏している子ありすの方もカピカピになっているようだ。 地面に突っ伏したまま動かなくなって様で、恐らくありすにすーりすーりをし続けて力尽きたのだろうか今となっては定かではない。 中のカスタードクリームの量が多い分の差がはっきりと出ていることが分かる。 よく見る光景だ。これはいわゆる「れいぱーありす」だろう。 ゲス気質の強いありす種は往々にして他のゆっくりを過度にすっきりして、ありす種以外の実ゆっくりと蔓を食べてしまう。 なので他の街ゆっくりが食べるようなものはあまり食べない。そして何より、通常の街ゆっくりに比べてやや大型なのである。 通常種なのにれみりゃやふらんの様な捕食種の色が強い特殊なゆっくり、それこのれいぱーありすというゆっくりだ。 ではなぜ、滅多に食料に困ることのないれいぱーありすがなぜこの様になっているのか?それは冬という季節が関係している。 冬のゆっくりは越冬をする。これは至極当然の話だ。 当然前述した様に越冬ができるゆっくりは全体の四割だ。これらは総じて冬のはじめには完全に準備が終わって越冬に入っている。 「けっかい」という蓋の様な風除けは他のゆっくりからそこにいるゆっくりをみえなくするといった効果があるのだ。 また、それまで多く街にあぶれたいたあぶれゆっくり達もその姿を冬が過ぎるにつれて姿を消していく。 淘汰されるか、群れを作ってれいぱーありすやゲスゆっくりが手出しできない様になるか・・・ つまりこの時点でれいぱーありすが狙えるのは数が少なくなってしまったゲスゆっくりだけということになる。 当然ゲスゆっくりはれいぱーありすだけによって淘汰されるわけではない。外的要因も相まってますますれいぱーありすを追い詰める。 餌場に行ってみようとも既にそこははあぶれゆっくりに抑えられ、他のゆっくりも姿が見えないし、いたとしても群れ単位で行動するので手出しができない。 その結果周りに回ってこの様に疲弊してしまうというわけだ。 ほっといてもほっとかなくてもこのありす達はもう助からない。たとえオレンジジュースをかけてもそれ以上に疲弊しているからだ。 結構よく見る光景だ。冬はありす、それ以外なら親ゆっくり一体に子ゆっくりが数体といったところか 私はその場を後にして、公園へと向かう。 単に散歩しているだけでも色々な発見がある。それが興味の低いものかそうでないかは置いてだが… この街でのゆっくりと人間の関係はそれこそ様々だ。 人間の手伝いをする賢いゆっくりもいれば、おうち宣言等を無軌道に行うゲスゆっくりもいる。 それらはごく一部だ。大体はその中間の様なゆっくりが大多数を占めており、またこれがある意味ゲスゆっくりなんかよりよっぽど厄介になったりする。 公園に向かう途中で自販機で飲み物を買う。自販機の裏を除けばまりさ種の帽子が大小合わせて数個ほど置かれていた。 主を亡くした帽子はひっそりと誰にも見られることなく置かれている。 これもまた越冬に失敗したゆっくりと言えるだろうか? なぜいなくなってしまったかは今となっては知る術がないようだ。 公園についてベンチに腰かけていると私の少し遠くで三体のゆっくりが等間隔に並んで跳ねていた。 れいむ種が一体にその子ゆっくりだろうか?バスケットボール程の子れいむと子まりさが一体づつといった構成だ。 「ゆゆ!おちびちゃんたち!もうちょっとでおうちにつくよ!いっぱいおべんとうさんややさいさんをむーしゃむーしゃしようね!」 「ゆっくりわかっちゃよ!」 「きょうはゆっくりしちゃおべんちょうがちぇにはいっちゃんだじぇ!ぱしたしゃんにおこめしゃんにはんばーぐしゃんもありゅんだじぇ!」 ・・・れいむが頭に載せているのはコンビニ弁当の様だ。恐らくゴミ捨て場にでも置かれた賞味期限切れのものか何かだろう。 子まりさの帽子が膨れている。「やさいさん」はあの中に入っているのだろうか?恐らくしなびた野菜くずだろうが… かなり珍しく食料が調達できたようで、一様に「ゆっくり」としながら凱旋するように跳ねて進んでいる。 はしゃぐ子ゆっくり達をなだめるようにれいむが声をかけた。 「ゆふふ!れいむはおやさいさんだけでいいよ!おちびちゃんたちがすきなはんばーぐさんやぽてとさんはおちびちゃんたちでゆっくりなかよくわけてたべてね!」 「まりしゃははんばーぐしゃんとごはんしゃんをちゃべりゅんだじぇ!」 「れいみゅはぽてとしゃんとぱしたしゃんをちゃべりゅよ!」 口々に言い合いながら公園にある公衆トイレの陰に消えていったれいむ達。そこに「おうち」があるのだろうか? 越冬準備ができずに越冬に突入したのか、それとも冬に捨てられた捨てゆっくりかそこらあたりだろう。 この時期に食料集めをしていることが何よりの証だ。 それにしても軽薄過ぎではないだろうか?私は今までこういった類のゆっくりが動くのは朝早くか夕方近くが多いと記憶しているのだが。 かなり珍しいケースだろう真昼間から声を出して動く街ゆっくりというのは。 それにあまりにはしゃぎ過ぎて警戒というものもないようだ。もしゲスゆっくりと鉢合わせすればひとたまりもないだろう。 私がそう思いつつ缶ジュースをちびりちびりと飲んでいると突如先ほどれいむ一家が消えた建物の陰から何かが弧を描いて地面に落ちた。 「「「ゆんやあああああああ!」」」という声が聞こえる。 目を凝らしてみてみると、ダンボール箱ごと蹴飛ばされてゴロゴロと転がる三つの丸い影。 ゲスゆっくりか何かだろうかと思っていたが私の予想は結果的にはずれだ。 ヌッと出てきたのは怒りに顔をゆがませた青年だった。 「ゆ”!?にんげんざん!どぼじでごんなごどずるのおおおお!?でいぶだぢはなにもやっでないよっ!?」 「ゆびぇえええん!きょわいよぉぉおおお!」 「ゆ!ゆっくりおきゃあしゃんをいじめりゅにょをやめりゅんだじぇ!」 寒天の両目を見開いて大きく声を上げるれいむとその後ろで寒天の目から涙を流す子れいむと気丈にも大きく膨れて威嚇する子まりさの姿があった。 「なにもやってねぇだと!?じゃあこの弁当はなんだ!」 青年が怒りの声を上げる。 れいむは声を大にして青年にこう言っていた 「ごれはおがれでだだげだよ!れいむだぢごみばこさんやぶぐろさんにはなにもじでないよ!」 「しょうだじぇ!ゆっきゅりあやまりゅんだじぇ!」 「ぎょうはなにもじでないよぉぉおお!ゆっぎゅりじんじじぇね!」 後から子ゆっくり二体も追従するが、青年はさらに語気を強めてこういった。 「弁当がそこらに置かれてる訳ねぇだろ!ちゃんとゴミ箱に入れるか袋詰めするのが決まりなんだよ!うそつくならマシな嘘をつけ!」 「うぞじゃないゆっぶ!?ゆぎゃあああああ!でいぶのおがおがああああああ!」 れいむの小麦粉の顔面がグニャリと歪んだ。「ドッ」という音に混じって微かに「パキパキ」と音がする。 れいむは餡子を吐き出しながらドシャっと地面に落ちて寒天の両目から砂糖水の涙をダバダバと流して大きく口をあける。 餡子に混じって砂糖細工の歯が折れたようだ。白いものが点々と見える。 「ゆひぃぃいい!いだいいいいい・・・!!でいぶのばがぁぁぁ…!」 苦痛に表情をゆがめるれいむに青年の靴底がさらに降ってくる。 「ゆ”びっ!」 「ここ最近飼いゆっくりを襲ってるのもてめぇらだろっ!袋破るわゴミまき散らすわ散々なことしやがって!やっと見つけたかと思ったらこんなところに居やがったのか!」 青年は何度もれいむを踏みつける。そのたびにれいむの小麦粉の皮がグニャリと動き、餡子が宙を舞う。 「ゆ”びゃっ!いだいいい!ゆぐぅ!ぢが!ぢがうよぼぉっ!」 「加工所が来てからここ一カ月はここら一帯のゆっくりはてめぇらしかいないんだよ!」 「やべぢぇねええええええ!おぎゃあじゃんがいだがっぢぇるよ!やべぢゃあげぢぇねえええええ!」 「ゆっぎゅりやべりゅんだじぇええええええええええ!!」 青年の足元では子ゆっくり二体が体当たりを繰り返しているが全くこたえた様子はない。 青年がれいむを大きく蹴りあげた。ボトッと落ちるとれいむの周りに子ゆっくり二体が集まる。 「ゆ”ひゅー・・・ゆ”ひゅー・・・」 中の餡子が不規則になったのか、小麦粉の皮が膨れ上がり口の端から餡子がついて、ポトポトと落ちている。 グネグネと動くがただ動いているだけの様だ。 青年がふと足元を見る。 「きょ、きょわいよぉぉおおお・・・!」 そこには青年の靴におそろしーしーをぶちまける子れいむの姿があった。 青年のこめかみに青筋が浮かぶ。屈んで子れいむに手を伸ばしたその時に、丸い影が青年の手に飛び付いた。 「ゆ!」 「いっだぁ!?」 青年が声を上げる。手には子まりさがしっかりとかみついていた。 青年の指からは血がポトポトと滴り落ちてきている。相当深い様だ。 「ゆゆ!ゆ!ゆ!」 子まりさは口を離してぽとりと地面に落ちると眉をキリッとさせて青年を見上げた。 「れいみゅ!ゆっきゅりおきゃあしゃんのまわりにいくんだじぇ!」 「ゆ、ゆっきゅりわかっちゃよ!」 「っがぁ!痛"ぇ"ぇ"ぇ"・・・!」 青年は手を押さえて額に汗を浮かべている。 ・・・私はその時直感した。このれいむ一家はもう助からないと。 「おぢびぢゃんゆっぐりにげでね!」 れいむもそれを感じたのか必死に声をあげている。 だが、その意図に反して子ゆっくり二体はれいむの前で大きく体を膨らませ始めた。 「ゆっきゅりどっかいきゅんだじぇ!おきゃあしゃんはまりしゃがまもりゅんだじぇ!」 「れ、れいみゅおきょりゅよ!」 「どぼじでにげないのおおおお!?にんげんざんはづよいんだよ!?」 れいむが声を上げると子まりさは再び眉をキリッとさせてれいむに向けてこういった。 「まりしゃはにんげんしゃんをやっちゅけりゃれりゅんだじぇ!」 「れ、れいみゅもにんげんしゃんをやっちゅけりゅよ!」 子れいむもそれにこたえる。子まりさと子れいむの表情とは対照的にれいむは口を大きく開けて青ざめていた。 青年がゆらりと前に出てきた。その表情はここからではうかがう事は出来ない。 子ゆっくり二体は再び大きく膨れると上を向いて威嚇を始める。 「「ぷくぅーーーーーーーーっ!」」 あらん限りに大きく膨れて子れいむの方はピコピコを上下に激しく動かし始める。 「まりしゃはおこっちゃんだじぇ!それいじょうちかぢゅくちょもういっきゃいがーぶがーぶしゅるんだじぇ!」 「れいみゅもがーぶがーぶしゅるよ!ゆっきゅりどっかいっちぇね!」 「おぢびぢゃんやべでええええええええええええええええええええええええええええ!!!」 れいむの叫びと同時に青年の足が振り下ろされた。 「ゆ”びょっ!」 「ゆううううううううう!まじじゃのいぼうぢょがああああああ!」 足は子れいむの小麦粉の体の後ろ側に落ちた。行き場を失った餡子が子れいむの前面に急速に押し出されたため、一瞬にして寒天の両目ごと餡子が飛び出し口からも大量の餡子がひり出されてそのまま子れいむはつぶれ饅頭となってしまった。 「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!!でいぶのおぢびぢゃんがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 れいむが寒天の両目を見開き、口を大きく開けて砂糖水の涙と涎をぶちまけながら絶叫する。 子まりさの方はれいむだったつぶれ饅頭を見た瞬間に一瞬にして萎縮してしまい、ブルブルと震え始める。 「ゆ”!で、でいびゅううう・・・!!きょ、ぎょわいんだじぇぇぇ・・・!」 青年が手を押さえたまま子まりさに近づく、それを見てれいむが叫び始めた。 「にんげんざん!ゆっぐりやべでええええええええええ!」 れいむと青年より先に行動したのは子まりさであった。 「ゆびぇええええええん!きょわいんだじぇええええええええ!」 そう叫んで跳ねながらその場を後にしようとする。うんうんとしーしーをまき散らし、砂糖水の涙と涎でグシャグシャになったその表情は先ほどと全く正反対であった。 青年が大きく踏み出す。その場からあまり離れていなかったれいむが口を大きく開けてこういった。 「おちびぢゃん!ゆっぐりじないでれいむのおぐぢのながにばいっでね!」 一心不乱に跳ねる子まりさは聞いてか聞かずか、あっという間に跳ねてれいむの口の中へとはいって行った。 青年の動きが止まる。心なしかプルプル震えてるように私には見えた。 それを好機と見たか、れいむは口をつぐんで大きく膨れると、左右のピコピコを激しく揺らしてこう言った。 「おちびちゃんはれいむがまもるよ!ゆっくりどっかへいってね!」 先ほどのれいむとは思えないほどの意志の強さがそこにあった。れいむ種のぼせいというやつだろうか? 毅然と青年に威嚇を繰り返す。 それを見て青年が大きく足をふって前に出した。 その瞬間青年の靴のつま先がれいむの小麦粉の顔面に吸い込まれる。 「ゆ”っ!」 トランポリンのようにはじけてれいむはその勢いで後ろにグルグルと回る。 だが大きく膨れたままれいむは再びピコピコをふるわせ始めた。 「ぷくぅーーーっ!」 れいむはピコピコを支点にグルグルと左右に揺れながら大きく膨れたままの状態になっている様だ。 「ゆゆ!」 れいむが眉をキリッとさせる。それを見て青年の手がプルプルと震えた、それが怒りによるものなのかどうかは定かではない。 青年はれいむの右側のピコピコをつかむと大きく腕をあげ真下に振り下ろした。 「ゆぐっ!ゆぼっ!ゆぐっ!」 一回、二回、三回と・・・地面に落ちるとピコピコがちぎれてしまった。 青年の靴のつま先がれいむの寒天の右目に突き刺さる。れいむはバネではじかれたように吹っ飛ぶと大きく口をあけて叫び始めた。 「ゆっぎいいいいいい!!でいぶのおべべがああああああああ!!!」 ここからではよく見えないが餡子が飛び散るのを見ると小麦粉の皮が破れたのだろうか? その時に大きく口が開いてしまった様で中から子まりさがコロンと転がったのが見えた。 「ゆ!ゆっきゅりにげりゅんだじぇ!ゆ!ゆ!ゆゆ?」 子まりさが再びれいむの口の中に戻ろうと跳ねる。青年が子まりさをつかもうと片手で手を伸ばしたが、掴んだのは小さな帽子であった。 「まりしゃのおぼうししゃんがあああああ!かえしゅんだじぇえええ!」 帽子がないことに気付いた子まりさが引き返して青年の足元で小麦粉の皮を縦にのーびのーびと伸ばして寒天の両目に砂糖水をためながら舌を伸ばしている。 伸びた舌が小さく左右に振れるが一向に帽子には届かないようだ。 青年の手が子まりさをつかんだ。 「はなしゅんだじぇえええええ!おぼうししゃんかえしゅんだじぇえええええ!」 子まりさは底部を前後に「ぷりんぷりん」とさせている。 青年が大きく腕を振った。 子まりさはそのまま地面へと真っ逆さまに底部から落ちる。潰れたトマトのように地面にのめりこんだように見えた。 「ゆぎゃああああああああ!までぃざのあんよじゃんがあああああああ!」 底部が大きく裂けて餡子が周りにバッと広がっていることがここから見て取れた。 子まりさはそこから張り付いたように動かなくなってしまい、小麦粉の体の上部だけを左右にブルンブルンと振っている。 「あんよざんゆっぐりうごぐんだじぇ!ゆ”!ゆ”!」 幾ら振っても底部は張り付いたように動かない。とうとう子まりさは口を大きく開けてこう叫んだ。 「どぼじでうごがないんだじぇええええええゆ”!?ゆ”ぐぐ・・・!」 青年の足が子まりさの小麦粉の皮に乗った。そのまま徐々に力を入れて言っているようだ。 行き場を失った餡子が下部と上部に行き、底部からズモモ・・・と餡子が出ている。 口から餡子を吐き出しながら顔を左右に振って何やら叫んでいるようだ。 「ゆひぃぃいい・・・!ちゅぶれりゅんだじぇえええええええ・・・!」 青年の足が一挙に落ちた。 「ゆ”!?」 子まりさが声を上げる。 ここから私が見た限りでは子まりさの下部部分が切り離されたようだ。 「おぢびぢゃんんんんんんんん!!」 れいむが子まりさの方に近づく。 「おちびちゃんゆっくりなおってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 れいむがそういうも決してぺーろぺーろはしようとしなかった。どこをぺーろぺーろしてもどうにもならないからだ。 子まりさは左右に体をふって寒天の両目から涙を流して叫んでいた。 「いぢゃいのじぇえええええええ!ゆっきゅりできにゃいんだじぇええええええ!」 「ゆっくりしていってね!ゆっぐり!ゆっぐりじでいっでね!」 「ゆびいいいいい・・・ゆびゅぅぅ・・・!・・・ゅ”!・・・!!」 れいむの叫びもむなしく青年の足が子まりさを地面にへと押しやった。 徐々に徐々に子まりさはミリミリと音を立て小麦粉の皮が裂けていき、その合間から餡子が漏れ出して銅鑼焼きのように潰れていった。 ついには地面に平たく広がってしまう。 子まりさは餡子を徐々にひり出してつぶれ饅頭となったようだ。時折「ゅ”・・・!ゅ"・・・!」という音とともにモゾモゾと動くが長くはないだろう。 れいむが大きく口をあけて叫んだ。 「でいぶのおぢびぢゃんがあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 同じことを言っていたような気もするがデフォルトなのだろうか? 青年の手がれいむの砂糖細工の髪をつかんだ。 そのままれいむの小麦粉の顔面を地面にたたきつける。 「ゆぶっ!」 青年は屈んだままれいむを地面に引きずりまわした。 「ゆぎいいいいいいいい・・・!いぢゃばばばああああああああ!でいぶのおがぎゅばああああああああ!!」 ザラザラとした地面に餡子が尾を引いていく。削れているのだろう。 しばらくして青年が手を離すとれいむは地面に突っ伏したままグネグネと動くだけになってしまった。 「ゆ”・・・!ゆ”・・・!」 止めとばかりに青年の足がれいむの後部に落ちる。 「ゆ”・・・!」という音が聞こえるとれいむは地面に餡子がバッと広がってピクリとも動かなくなってしまった。 完全につぶれ饅頭と化した様だ。 青年は痛む手を押さえながらどこかへと去っていく。 ・・・街ゆっくりの中で、人間と対等に付き合っているゆっくりが一割、ゲスゆっくりが三割、残りの六割は捨てゆっくりや通常の街ゆっくりと言われている。 人間にとって厄介なのは実はその六割なのだ。 「地域ゆっくり」といわれるような人間の手伝いをするゆっくりはそれで食料を得るため迷惑などでは全くない。 また、ゲスゆっくりやれいぱーありすといったゆっくりも直接的な被害は通常の街ゆっくりよりも少ない。 なぜならゲスゆっくりはゴミ捨て場を荒らして食料を調達する街ゆっくりから食料を奪ったりするからだ。 直接的な人間に対する被害は極稀な「おうち宣言」程度しかない。 れいぱーありすもそれとゆっくりを食べるのが半々だ。 何より街のゲスゆっくりは人間に対して挑発的な行為はあまりしない。時折そういいったゆっくりもいるがそれはその場で永遠にゆっくりすることにつながるためあっという間にいなくなる。(一定数は必ずいるが・・・) 問題なのは通常の街ゆっくりなのだ。 「おうた」と称しては騒音をまき散らし、ゴミ箱をぶっ倒してゴミ袋を破り、泥と埃にまみれた小麦粉の皮で砂糖水の涙と涎を塗りつけるように「すーりすーり」をしながら飼いゆっくりに云々…という。 見方を返せばゲスゆっくりの方が結果的には迷惑をかけていなかったりする。 このれいむ一家は恐らく捨てゆっくりか何かだったのだろう。 今日はごみをまき散らしていなかったとしてもそれ以前もなかったとは言い切れない。 それに辺りにゆっくりがいなくなったと同時期にここへやってきたのは、ある意味失敗だったという他ない。 ゲスゆっくりや地域ゆっくりは中規模な群れ・・・というよりコロニーを形成することが多い。 「他のゆっくりがいるという事はここ一帯はゆっくりできる所だ」と判断するからだ。 なにもいない所で「安全なゆっくりプレイス」等というのは捨てゆっくりぐらいだろう。 本当に加工所が掃除をするのはそういったゆっくりだけであったりする。 その中に幾つかのゲスゆっくりが混じっていることもあり、厳密にいえばすべてではないが、その大部分が通常の街ゆっくりであることには変わりない。 人間からすればゆっくりはあくまで「ゆっくり」だ。 人間と変わらないような聡明なゆっくりもいれば街ゆっくりとしてあぶれるようなゆっくりもいる。 私はそのまま立ち上がって公園を後にした。 暫くここ一帯にゆっくりが現れることはないだろう。 曇り空の下、生暖かい風がヒュウヒュウと吹いている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 帰り道の途中、再び大きな声が私の耳に入った。 見れば一体のれいむが体を大きくのーびのーびさせて声をあげている。 「・・・おでがいでずっ!でいぶをがいゆっぐりにじでぐだざいっ!でいぶはきんばっじのゆっぐりでじだ!うんうんだっでおなじどごろにでぎばずっ!ごばんざんにもんぐもいいばぜんっ!だがらでいぶをがいゆっぐりにじでねっ!」 飾りも所々欠けて風体もボロボロ。大きく口をあけて砂糖水のつばを飛ばしながら叫んではそこに何もないかのように無視されていく。 様子を見るに、金バッジというのは眉唾ものだ。銀バッジの捨てゆっくり等がそうやって嘘をつくことがあるとかつて羽付きは言っていた言葉を私は思い出していた。 私がじっと見ているとそれに気付いたのかこちらへれいむがやってきた。 「おにーざん!でいぶをがいゆっぐりにじでねっ!」 その形相は凄まじく、砂糖水の涙と涎の跡が下に垂れるようについていて、時折ゴミも巻き込んでいた。なすび型のまま上下しながらこっちへ近づくのを見ていると、怖気がする程のものだ。 私はそれを無視して足早に駆けた。後ろからはれいむが「ゆんやあああああああああ!ゆっぐりまっでぐだざいいいいいいいい!」という声が聞こえる。 が、それも人混みの雑踏にかき消されてやがて聞こえなくなってしまった。 今日見たゆっくり達を見て羽付きなら何と言うだろうか? きっと厳しい言葉しかまってないだろう。 私の頭の中では羽付きの言葉が浮かんではかわるがわる沈んでいっている。 「・・・あのゆっくりはけっきょくはじぶんがげんいんなのをかくしていいかっこうをしてるだけなんだぜ・・・あんなゆっくりはぜったいいきのこれないんだぜ・・・」 「・・・じぶんでなにかをするということもせずにほかのゆっくりのちゅうこくをむししてひさんなめにあって"れいむはかわいそう"?そうなってあたりまえなんだぜ・・・」 「ゆっくりするっていうのはほかのなにかからもらうものじゃないんだぜ。たぶん、あのれいむやまりさはそれをかんちがいしてるからゆっくりできないままなんだぜ」 「・・・ほんとうの"げす"はじぶんでげんいんをつくってじぶんがかわいそうなゆっくりっていうようなゆっくりだぜ・・・」 「ゆっくりできるゆっくりならここをぬけだして、にんげんさんもなにもいないもりのおくにでもひっそりとくらしているものなんだぜ。それがほんとうのどすというものかもしれないんだぜ・・・」 ・・・空はどんよりと曇っている。 ふと思ったがもしかすればあのれいむは本当に金バッジだったのかもしれない。 金バッジでも良いゆっくりとは限らないことが最近多々ある。それは金バッジだからこそ問題が起きたというような事だってあるのだ。 あんな「飼いゆっくりにしろ」とせがむなら羽付きの様に別の道を模索した方がよっぽど賢いのではないかと私は思う。 今日び、ゆっくりがうーぱっくではなく飛行機に乗って空を飛ぶ時代なのだ。その気になればゆっくりはある程度の事が出来るだろう。 自らがゆっくりするために何かをせずにただじっと待っているあのゆっくり達は、ずっとゆっくりする事はできないだろうと私は思う。 曇天の空が晴れ渡るには、街ゆっくり達は何をすべきなのだろうか? それを気づくまで街ゆっくりが真にゆっくりする事はずっと無いと私は感じた。 冬はもうすぐ終わる。次の季節にはゆっくり達の待ちわびた春がやってくるだろう。 雲は相も変わらず重く重く垂れ込んでいる。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー ふたば系ゆっくりいじめ 516 サバイバル・ウィンター ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ ふたば系ゆっくりいじめ 582 ビルディング・フォレスト ふたば系ゆっくりいじめ 587 バトル・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 592 コールド・ソング ふたば系ゆっくりいじめ 604 ロンリー・ラック ふたば系ゆっくりいじめ 625 ループ・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 632 フェザー・メモリー(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 643 フェザー・メモリー(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 690 ウィンター・ブルース ふたば系ゆっくりいじめ 706 シティ・エレジー ふたば系ゆっくりいじめ 1051 街を跳ねるもの達 ふたば系ゆっくりいじめ 1052 UNDER 羽付きあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 同じことを言っていたような気もするがデフォルトなのだろうか? ここ何か笑ってしまった -- 2013-08-12 12 38 28 単純な硬度なら硬い野菜もあるが、肉を裂くには歯を立てて引かなければ切れない 餡子に砂糖菓子がくっ付いてるだけのゆっくりは野菜を噛み潰す事は出来ても生きてる動物の肉を引き裂く事は無理だろ -- 2013-07-04 01 04 44 ↓野性ゆっくりの大好物であるお野菜と人間の肉の固さ比べてみろ。人間より固い野菜なんてざらにあるから。 つまり、ゆっくりは人間を怪我させられるレベルの咬合力を持っていても全く不自然じゃない。 ただ歯がもろいんだよなあ… -- 2012-03-17 19 14 09 え?ゆっくり如きの力で人間を怪我させられんの? 只の喋る饅頭が人間傷つけるレベルの力もってるわけがないだろ… しかも子ゆっくり程度で出血なら親ゆっくりだと相当やばくないか? 喋る上に数が多く、おまけに噛む力が強いとか最早クリーチャーだろ -- 2011-12-18 15 50 02 親ゆの悲痛な警告もガン無視して、人間に噛みついて怪我させた程度で 自分は人間をやっつけられると思い込む子まりさが非常にウザかった。 そして子れいむが殺された途端に戦意喪失して無様に逃げ出す様も非常にウザかった。 -- 2010-12-15 19 42 49 怪我した青年は災難だったね。 意外と顎の力強いんだなぁ… 善良なゆっくりなんていなかったように思える。 ゆっくりできたよー! -- 2010-12-12 17 59 10 「善良」の解釈によるかな。 公園一家は災難だったな。善良には「素直で穏やかな」という意味もあるので、 善良と言えなくもない一家だったと思うんだが。 ・・・っていうかゆっくりがゴミを散らかすことを怒っている青年、公園で餡子や饅頭の皮をまき散らさないでよ。 ケガの治療をしたらちゃんと片づけろよ。広範囲に饅頭の残骸をぶちまけるような殺し方して・・・後始末を考えろよ。 -- 2010-08-18 06 45 19 ゆっくりに善良もゲスもねえ。いいゆっくりってのは枕詞に「どうでも」とか「都合の」とか「虐待して」がつくんだよ。ゆっくりのわめき声はゆっくりできるな。 -- 2010-08-18 02 30 59 善良なゆっくりなんてもんはいねえんだよ。残念ながら。 -- 2010-08-01 00 52 15 人間に都合がいいか悪いかのどっちかだね、、、 -- 2010-07-24 15 45 48 … -- 2010-07-08 22 48 08 善良なゆっくりがひどい目にあいますって、善良なゆっくりは出ていた? -- 2010-06-29 09 33 49
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/148.html
お手軽な甘味として大勢に親しまれている「ゆっくり」たち。 ただ食べるのではなく、さまざまに趣向を凝らされているのが、長い流行の秘密だろうか? ふとある方法を試してみたくなってので野生のゆっくりを捕獲することに決めた。 外に目をやると日も落ちかけていて、空がゆっくりと暗色に染まっていく。 ゆっくりの生態について知らないことが多いのだが、やはり夜のほうが捕まえやすいのだろうか? 昼日中であれだけ動き回っているのだから、夜はゆっくりと休息をとっていると考えるのが妥当だが、 なんとなく夜中でも「ゆっくりしていってね!」と叫びつつ飛び跳ねているような気もする。 せん無いことを考えながらもすでに外に出て、ゆっくりを探しはじめる。 できれば夜中は遠出をしたくないと考えながら耳をすますと、草木のざわめきや虫たちの合唱にまじり、 あきらかに場違いな声があった。 奴らだ! 良かった、どうやら近くにいるようだ。今夜中に捕獲できることに安堵し、声の方向に向かう。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりやすもうね!」 おあつらえ向きに二匹のゆっくりたちが今日の寝床であろう木の根元に寄り添っている。 思わず頬がゆるむ。 微笑ましいと感じたのではない、あまりにも幸先がいいから出た笑みだ。 そのまま捕まえてもいいのだが夜に騒がれるのは本意ではない。 「ゆっ、ゆっくりしていってね?」 「ゆっ!?」 「ゆゆっ!?」 泣き声を真似て近づいた。どもったのは恥ずかしかったからだ。 が、それが功を奏したのかゆっくりたちは無警戒に声をかけてきた。 人懐っこいとは聞いていたが、警戒させないにこしたことはない。 「ゆっくりしていってね!」 「おじさんもゆっくりする?」 赤いリボンに黒い髪。二匹とも「ゆっくり霊夢」と呼ばれる個体のようだ。 「ありがたい申し出だけど、ここじゃあゆっくりできないよ」 「どうして?ゆっくりできるよ!」 「ゆっくりしていこうよ!」 「ここは何でも食べちゃう妖怪の棲みかなんだよ。こんなところでゆっくりしたらむしゃむしゃと食べられちゃうよ」 「ゆ゛っ!?」 「ゆぐっ!」 かぶりつく身振りと共に言ってやる。子供騙しもいいところだが、表情を見るにすっかり信じたようだ。 何を想像したのか「ゆっぐりじだい!」「ゆっぐりざぜでえええ」となみだ目で震えている。 さて。 「ものすっごくゆっくりできる場所があるけど、いきたい?」 「いきたい!いきたい!」 「すっごくゆっくりしたい!!」 満面の笑みで言うゆっくり。それは媚びている笑みなのだろうか? そうして、二匹のゆっくり霊夢を抱きかかえて帰路につく。 「さ、ここでゆっくりしようか」 「「ゆっくりしていってね!」」 二匹をおろして扉を閉める。二匹は興味津々と言った態で家中を飛び跳ねている。 ここからが正念場だ。 ゆっくりと三和土からあがり、あぐらをかいて座ると笑みを浮かべながら二匹に声をかける。 「さ、いっしょにゆっくりしようか」 「ゆっくりしようね!」 「すっごいゆっくりしたい!」 近寄ってきたゆっくり霊夢たちをわしづかみにすると、そのままぎゅうぎゅうと押さえつける。 「ゆぎゅんぬぬぬぬぬぬぬ」 「ゆぐりじたいっゆぐりぃいい」 と声ならぬ声をあげるゆっくりの手触りからはみ出るかはみ出ないかの境界を推し量る。 なにぶん初めてだから失敗してしまうかも知れないが、なぁにそのときはまた持ってくればいいのさ。 中身が少しずれた感触が伝わってきたので、解放する。 「「ゆっ!!!」」 体が自由になり、怒りの言葉を出そうとする二匹。しかし口を開いた瞬間二匹を強くゆすった。 大きく、緩やかに、時にかきまわすようにゆする。 「ゆっゆっゆっくっりしっしして」 「いいいってっててってってねっね」 という泣き声が、しばらくすると 「ゆーゆーーゆーゆゆーーー」 「ゆ~ゆ~~~ゆ~ゆ~ゆ~」 と歌っているかのようなものとなる。 今度は小刻みに激しくゆする! すでに二匹の表情は赤らんでいて、目がうるみを帯びている。鼻息も荒くなり、明らかに熱を発している。 思い切り殴りつけたい気分を押し殺し、そのまま蠢動を続ける。 「「ゆっゆっゆっゆっゆっ」」 機械的に泣くようになったら、手を離して放置した。 一仕事終えたような感覚で、三和土の甕から水をすくって飲む。 振り返ると二匹のゆっくり霊夢は身を寄せ合って震えていた。 いや、これはお互いをこすりあっているのだ。それが徐々に鈍い動きになっていく。 いよいよか!と思い目を凝らすが違う。 二匹の体表に粘り気のある透明な液体が流れているのだ。粘度の高いそれはねとねとと音を立てて水溜りを作っていく。 掃除するはめになることにうんざりしながら見つめていると、粘液の音と「ゆっゆっ」という機械的な声に、 さらに荒い息遣いが混じって、とても精神衛生上よろしくない音が奏でられる。 吐き気を抑えるように水を一口ふくんだ。 しばらくすると、二匹が同時に 「ゆ゛ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーッん!!」 と絶頂に達したように一声泣いた。 すると、これはもうやばいんじゃないかというくらい痙攣し始め、白目をむいて限界まで見開く。 さらには口もこれ以上ないほどに開かれ、まるで断末魔をあげているようだ。 表情の変化が終わると、痙攣も止まっていた。そのまま目に見えてわかるほどに色が黒ずんでいく。 二匹の頭の天辺から芽が出て、葉が伸び、蔦のように伸びていく。 蔦にいくつもの実をつける頃には二匹はからからに干からびていた。 身体をこすり合わせ始めてからここまでで、まだ一時間と経っていない。 植物か動物か定かではないが、生命の神秘の一端を垣間見た気がした。 同時に、あれだけ乱獲されているゆっくりが絶滅しない理由がわかったように思う。 やがて肉色の実は徐々に、だが確実にそれとわかる形を成していった。 黒い髪に赤いリボン。親と同じゆっくり霊夢だ。 一匹につき十個はあろうか、プチトマト程度の小さなゆっくり霊夢が並んでいるのは、壮観というよりは気色悪いと言えた。 そのまま観察していると、実のうちのひとつがゆっくりと震えはじめる。 眠りから覚めるように、糸のようにぴっちりと閉じられた目がゆっくりと開かれていく。 完全に見開かれると 「ゆっくりしていってね!」 と蚊の泣くような声で産声を上げた。 目覚めたゆっくり霊夢は、そのまま目だけできょろきょろと左右を見渡している。 蔦から離れないと自由に動けないのだろうか? 目があった。 「ゆっくりしていってね!」 その声はこちらに言ったものだろうが、それがきっかけになったのか他の実もぶるぶると震えだす。 二十個ものゆっくり霊夢のひとつひとつが目覚めて産声を上げている。 無事に繁殖は成功したのか、目覚めないものはひとつもなかった。 さぁ、長かったがここからが本番だ。 一番最初に目覚めたゆっくり霊夢に手を伸ばす。 「ゆぅ~?」 自分に近づいてくるそれをなんの危機感もなしに見つめているゆっくり霊夢。 そのまま無造作に蔦から引きちぎる。 「ゆ゛っ!」 一声なくとそのままぐったりしてしまった。手のひらで転がすがなんの反応もない。 しまった!早すぎたか!? そう思ったが、そのゆっくり霊夢はゆっくりと起き上がる。 「ゆっぐりじだがったのにぃ~~~」 涙をこぼしてこちらを見るゆっくり霊夢に安堵のため息をつくと、それを無造作に口の中に放り込んだ。 そのまま舌で口の中を転がすようにゆっくりと味わう。 時折、 「ゆっぶぅ~」 「ゆっぶりじゃぜでぇ」 「ぐらいよーっぜまいよーっごわいよーっ」 と口の中から聞こえてくる。お構いなしにゆっくりと味わい、咀嚼する。 「ゆっぎゃぶぅッ」 と聞こえたきり、なにも聞こえなくなった。 「あ……甘酸っぱいんだ……」 十分に成熟しきってないゆっくりは酸味があるようだ。食感も通常のゆっくり霊夢よりもいくらか歯ごたえがなかった。 お子様やお年寄り向けにできるかもしれないと思いつつ、次のゆっくり霊夢に手を伸ばす。 今度は口に入れたら弄ばずに即座に飲み込んだ。 ゆっくり霊夢の踊り食いだ。 これが一番やりたかったのだ。のどの奥から 「ゆっくり落ちるよ~!」 という声が伝わってくる。どこか滑稽で思わず噴出してしまった。 やがて胃に達したのか「ゆッ」という声とチャポンという音を聞いた気がした。 「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしたいお?」「ゆっくりしようね!」 と聞こえてきて、すぐに 「ゆゆっ?」「とける?ゆっくりとけてる!?」「ゆっぐりじだいのにぃ」 となり「ゆっぐりざぜでぇえ…………」と沈黙した。 腹の中から聞こえるという不思議なことに興奮した。面白っ。 興奮した僕はゆっくり霊夢たちをちぎっては呑み、ちぎっては食べた。 声を上げてのどを通り過ぎていき、胃に落ちていく感覚に思わず熱い息をもらしてしまった。 腹から聞こえるゆっくり霊夢たちの声に、熱くほてっていく身体。 熱っぽい目で見ると、もうゆっくり霊夢は残り一匹になっていた。 それまでの惨状をおぼろげにも理解したのか、それはふるふると身を震わせていた。 ゆっくりと最後のゆっくり霊夢に手を伸ばし、やさしくつかみ、細心の注意を払ってちぎった。 声はあがらなかった。 それを手のひらにおき、見つめる。ゆっくり霊夢はなみだ目で震え、にっこりと笑うと 「ゆっくりしていってね!」 と言った。泣き笑いの表情と必死の物言いに、まるで命乞いをしているように見えてしまった。 思わず微笑み 「ゆっくりしようね」 というと、ゆっくり霊夢は満面の笑みを浮かべた。心からの微笑みに見えた。 それをやさしくつまみ、ゆっくりと持ち上げていく。 ゆっくりと口を開き、濡れた舌を出す。 ゆっくり霊夢をそこに近づけると 「ゆ、ゆっくり!?」 となぜか驚いたように言った。 そのまま舌に乗せると、飛び出そうとするのをかまわず口を閉じた。 口蓋に何かが当たった気がしたが、そのまま舌で口の中に転がし、存分に味わう。 泣き叫ぶゆっくり霊夢。 胃の中でどれだけが溶けて、どれだけが原型をとどめているかはわからないが 寂しくないようにと仲間のもとへと送ってやった。 プチトマトほどの大きさとはいえ、二十匹ものゆっくり霊夢をたいらげたので満腹だった。 げっぷに混じって、「ゆっくりしていってね!」という声が聞こえた。 おわり。 お付き合いくださりありがとうございました。 選択肢 投票 しあわせー! (57) それなりー (11) つぎにきたいするよ! (1) 名前 コメント すべてのコメントを見る